麗華の館~催眠遊戯への招待状~
しすたーそふと | WindowsXP/Vista/7/8 | 1280x720 |
2700円(税込) | 1Play1時間30分 | 属性:同人、館モノ、妹、乱交、寝取られ |
難易度:0 | 2014/3/22発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
催眠術を使う高級娼婦館の女主人・麗華を出し抜くことができるか?
スノボ旅行の帰り道、猛吹雪のため遭難しかけた主人公・響一と妹の緋芽は、たまたま辿り着いた洋館の主に助けを求めるのだった。洋館の女主人である麗華と妹の瞳は、宿泊を許可してくれたのだが、ある交換条件を提示されてしまう。じつは、この館はあらゆる快楽を追求する超高級娼婦館なので、響一たちだけ無料で泊めるわけにはいかないらしい。そこで、麗華と瞳が主人公を誘惑するので、もしHな誘惑に耐えられれば宿泊代は無料にしてくれるとのこと。ただし、射精してしまったら50万円を支払うことになってしまうのだ。妹・緋芽というお目付け役もいるので、姉妹の誘惑に抗えると思った響一は、宿泊を賭けたゲームに挑むのだが…。麗華には快楽催眠調教という奥の手があることを、響一は知るよしもなかった。
©しすたーそふと
まずは気になるボリュームチェックからいきまっしょい。基本CG24枚、回想16シーンという構成は、ギリ許容範囲って感じかな。コストパフォーマンス的には、CG30枚ぐらいは欲しいところだけどね。シナリオは選択肢がひとつもない完全一本道の展開なれど、物語の尺は結構ボリューミーなのでスカスカ感はあまり感じない。ただ、館モノというジャンルなので、2~3個ぐらいバッドエンドがあっても良かった気もする。
さて、本作の内容だけど、サブタイトルの「催眠遊戯」という単語から、一般的な催眠調教AVGを想像しちゃダメ。男性主人公がヒロインに催眠術をかけ、好き放題犯しまくるような展開ではない。催眠術をかけるのは女性ヒロインで、催眠術の内容も比較的控えめ。理性を捨て欲望のままに快楽を貪るよう、主人公の背中をちょっと押す感じの催眠術なのねん。ぶっちゃけ、館モノの定番設定である、主人公が媚薬を一服盛られ、女主人の命令に逆らえなくなるって感じに近い。麗華のマゾ犬としてお仕えすることになり、屈辱的なご奉仕Hを強要される展開なので、主人公の受け身HやドMプレイ好き向けの作品といえるかな?
©しすたーそふと
あと、本作は近親相姦モノが好きな人にもオススメっす。妹の緋芽を異性として意識してしまった主人公が、理性と欲望の狭間で苦悶しつつも、快楽に身を委ねていく背徳的な展開がイイね! 個人的には、緋芽が館の高級娼婦としてデビューさせられ、その情事をカメラで撮影するよう麗華に命令される展開がお気に入り。最愛の妹がオッサンとHする姿を見守ることしてできない、屈辱感満点の寝取られシーンに痺れやした。あと、Hシーンだけでなく、メリハリのあるストーリー展開も絶品でござった。館モノにありがちな、肉欲三昧のハーレム展開で終わるのかと思いきや…。思わず「マジでか!?」と驚きの声を上げてしまう大どんでん返しが待っているのねん。久々に、いい意味で予想を裏切る結末を見た感じがするッス。この作品の続編が出るらしいけど、今後の展開にも大いに期待したいね。CG枚数がもう少し多ければ、満点評価も狙えた良作だと思う。
(by イ・ヤン提督)