ギャンブラー☆ジェシカ～The Erotic Gambling!!～

母を取り戻すため少女ギャンブラーがエロティック・ギャンブルに挑む！

©わるきゅ～れ

十数年前に行方不明になったギャンブラーの母を探すため、母と同じくギャンブラーとなり、旅を続けている主人公・ジェシカ。そんなジェシカの元に、ギャンブル客船への招待状が届く。なんと、母はギャンブル大会の賞品となっていたのだ。母を取り戻すため、ジェシカは狂気のエロティック。ギャンブルに挑むことになるが!?

わるきゅ～れの新作はギャンブラーの少女を主人公としたAVG。ゲームとしてはコマンド選択型。公式サイトを見ると「直観選択」と「洞察力選択」の2種類があることになっているけど、どちらも要はコマンド選択なので特に変わったところはないかな。変わっているのは一部の選択肢にはリスク値が設定されていて、こうした選択肢を選ぶとリスク値が蓄積されていくということ。これが一定値を越えるとシナリオが分岐するので、注意が必要ということかな。そして、チェックしておきたいのが、一般的な低価格ソフトは1本道かごく簡単なシナリオ分岐しかないのが普通だけど、本作はかなり本格的な分岐があるということ。その分やや難易度は高めになっているけど、単なる電脳紙芝居じゃ物足りないという人にはちょうどいいんじゃないかと思う。

©わるきゅ～れ

Ｈシーン的にはわるきゅ～れらしくかなりハードといっていいんじゃないかな。主人公のジェシカは次々にギャンブルに挑んでいくわけだけど、「エロティック・ギャンブル」というくらいだから、登場するギャンブルはいずれもエロいものばかり。ソフトなものだと脱衣ブラックジャックとか、ハードなものであれば全身に電流を流しながらダーツをするとかね。どのイベントも卑語を叫びまくり、ヒロインは喘ぎまくりでかなりエロい。ソフトな雰囲気重視のＨシーンが好きな人にはキツイかもしれないけど、そんな人はそもそも本作を手に取ったりしないだろうから、これはアリでしょう。ちょっと注意したいのが、色々な器具やアイテムを使ったＨシーンが多いということ。一般的な男女の絡みが見たいという人は、「えっ？」となってしまうかもしれない。それから、サブヒロインであるヴィオのＨシーンはあるにはあるんだけど、ジェシカとの対戦で出てくる位なので、量的には少ないしシナリオ的にもジェシカ中心となっている点も要注意。さらにいえば、ジェシカの母であるミリアにはまともなＨシーンは一切ない。これらの点をクリアできるなら、実用性が高くてヌキゲーとしてはオススメできる1作と言えるだろうね。

やや癖はあるものの、低価格ソフトだからという手抜きもなく、安心してプレイできる1本。ボリューム的にもCGが差分抜きで27枚、イベント数27となっているので不満はない。オススメ度は☆4つとしたい。

（by Suno）