ぜったい遵守☆子作り許可証ぱらだいす!!～嗚呼、素晴らしき孕ま世界～

許可証を使って中出しし放題

少子化が進み、特に男児の出生率が極端に低下してしまった近未来。各国首脳は問題解決のためにSEX新法を創設。「自由性行為許可証」を発行することになった……。そして21XX年。出生率低下に歯止めはかからず、ついに男女比は1:107210にまで悪化。これを受けて各国政府は新たな許可証の発行に踏み切るのだった。そんな世界で生まれた主人公は、ついに許可証を手に入れる。女の子がいっぱいのパラダイスを目指して、Ｈをしまくる主人公だったが!?

©softhouse-seal GRANDEE

物語的には『ぜったい遵守☆強制子作り許可証!!』の続編となる本作。最初にいってしまうと、自分は前作をプレイしていない。それでも十分に本作を楽しむことはできた。この作品は前作とストーリー的な繋がりはないし、登場人物も一新されているので、前作を知らなくても問題なく楽しむことができるんだよね。というわけで、自分には前作との比較とかはできないし、あくまで本作を単独でプレイした時のレビューであることをお断りしておきたい。

まず、物語は完全にバカゲー。どんな女の子とでも強制的にＨをさせることができる許可証という設定自体がおバカだし、掛け値なしで人類が絶滅の危機に瀕しているというのに危機感がまったくないところもおバカ。でも、このゲームに対して人類の運命を背負って悲壮な覚悟で使命を果たす……なんてストーリーは最初から求めていないので、このおバカさ加減がいい感じだ。主人公もそんなストーリーに合わせて、裏表のないスケベで、嫌みを感じさせないしね。軽いノリのバカゲーが好きという人なら、ツボにはまる物語なんじゃないかと思う。ただ、それなりの物語性を求める人にとっては、イマイチということになりかねない作品でもある。一応、個別シナリオ後半でヒロインの抱える問題を解決するという展開はあるんだけど、問題があまりにあっさりと解決してしまうため、カタルシスにかけるんだよね。このあたりはあくまで軽いノリを重視するのか、それともストーリー性を重視するのかの二者択一になってしまうのはやむを得ないところだろうし、プレイヤーの嗜好次第ということになるだろう。

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Ｈシーンについては、イベントの中でうまくキャラを立てているなという印象。ツンデレで抵抗しながらも感じちゃう伊吹恋や、主人公を溺愛してＨにもノリノリな有栖川天音、主人公をいじめることで感じてしまう小悪魔風な妹の天童瑠理など、キャラクターの個性を活かしたＨシーンになっている。ただし、各キャラの個性を活かしたイベントになってはいるものの、明るく脳天気な雰囲気は共通。こうした点もドロドロのエロを好む人にとっては物足りなく感じられてしまうかも。とはいっても、決してＨシーンが薄いわけではなく、プレイヤーの好みによってはそう感じれるかもといったレベルだ。逆に明るいＨが好きな人ならこれでOKと感じられるだろうしね。Ｈのシチュエーション的には、巨乳キャラが多いせいもあるのか、パイズリが目立つ気がする。クラスメイトの目の前でヤったり、アイテムを使用したり、アナルを責めたりと、ちょっとアブノーマルなものもあるけど、そういったイベントの最中でも明るいという基本は変わらないので、あまりインパクトはないかな。

シナリオを重視する人には向かないけれど、勢いとノリがよければOKという人なら、楽しめる作品。CGはSDCG、差分抜きで96枚、イベント数は71用意され、コストパフォーマンスは上々。ということで、オススメ度は☆4つとしたい。

攻略

   使い方

目的のキャラを追いかけていけば個別ルートに入れるので、その点で難易度は低い。キャラ別エンドは各キャラ2つあり、ゲーム後半で役所に行き「妊婦性行為許可証」を入手したかどうかで分岐する。そして、エルザ、幸子、刹那のイベントをクリアするとハーレムルートだ。

（by Suno）