デデンデン！

崩壊した秋葉原を舞台に機械と人類の戦いが始まる

©One-up

18年前、極秘開発された人工知能『オラクル』に自我が生まれたことがきっかけで、世界を崩壊させる最悪の事態『breakdown』が巻き起こる。公共機器やネット等が一瞬でオラクルの支配下に置かれ、人類に向けて戦争を仕掛けてきたんである。突然の機械の反乱に人類はなすすべなく、発生から24時間余りで全世界は瓦礫の山と化してしまった。以来、空は無人兵器の群れで覆われ、生き残ったわずかな人々はひっそりと隠れ住むほかなかった。両親を『breakdown』時に失った主人公もなんとか生き延びた1人。同じ日に家族を失った美幸とともになんとか二人で生活を続けてきた。街の片隅で発掘作業をしていた2人は、ある日掘りだした機械のコクピットから謎の少女を見つける。この出会いが彼らを、そして人類と機械の戦いに大きな転機をもたらすことを今の彼らは知る由もなかった。

機械により崩壊した世界が舞台で、人類と機械の戦いを描く本作品。ゲームシステムは横スクロール型のアクションゲームが採用されています。昔ながらのアクションゲームといった感じですが、これがなかなか奥深い。雑魚敵は射撃してるだけで簡単に倒せるのですが、巨大なボス敵が一筋縄ではいきません。相手の攻撃パターンに慣れ、動きに対応しなければ勝つのが難しかったりとアクションゲームとしての歯応えもなかなかです。ただ、勝てない場合には以前のステージで素材を集め、機体を強化して再挑戦という事も可能です。決して無理ゲーというほどのレベルではないので、安心して遊ぶことはできますね。

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個人的に楽しかったのが機体強化システム。自分なりに武装、機体装甲をカスタマイズしてアクションステージに挑むことができる点です。武器はメインとサブの2種が用意されており、それぞれで何種類かの武装を作ることができます。最初はただの射撃武器だったのが、2連射になったり、プラズマ弾を撃てたり、ドリルで突貫できたりとカスタイマズでいろいろな変化を楽しむことができました。中でも最強のマスドライバーの威力は圧巻！　それまでの苦労を笑ってしまうくらいの爽快感が味わえました。ただアクションステージをクリアするだけでなく、機体強化も楽しめる点が本作の見所だと思います。

ただ、全部でステージが10程度と全体的にあっさり終わってしまったかなという印象は受けました。巨大ボスも同じものと戦うステージが何カ所かあり、もうちょっと種類は欲しかった気がします。フリーミッションの隠しボスのような強力なものがもう2～3体用意されていてもよかったと思います。ともあれ、コンパクトながらもゲーム全体の完成度は高め。Ｈシーンもクリア後に多く追加されますので、その方面でも満足できました。

攻略アドバイス

   使い方

ストーリーは一本道なので、基本的にはクリアするだけでＨイベントは埋まっていく。ただ、隠しヒロインが1人いるのと、クリア後に追加Ｈが用意されている点だけ注意。追加Ｈはヒロイン毎の関連アイテムをあらかじめ入手しなければならない。フリーミッションに出現する最強の隠しボス2体も倒す必要アリ。

隠しヒロイン・咲の攻略手順

1. フリーミッション「秋葉原2」、「池袋2」、「有明」で遼機を連れずに攻略すると隠しエリアなどに咲が出現。
2. 上記ミッションで咲と出会い、会話イベントを進める。2回目までは自動進行、3回目以降は咲と武器交換を行うことで発生。計4回までの会話を見る。
3. 4回の会話を達成した後、更に会いに行くとミッションクリア時にHイベントが発生。
4. Ｈイベントを達成すれば、2周目以降の浅草風呂屋敷でも咲のイベントが楽しめるようになる。

※咲の攻略進行状況は周回データにもそのまま引き継がれる

（by RYO）