バルドスカイ ゼロ
戯画 | WindowsXP/Vista/7/8 | 1280x720 |
10290円(税込) | 1Play12時間 | 属性:アクション、近未来、ロボットバトル |
難易度:6 | 2013/9/27発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
失った記憶を求め、主人公は戦場を駆ける
©戯画
主人公が目覚めた時、そこは仮想空間の戦場だった。自分の名前を含め、一切の記憶を失ってしまった彼は、戦闘の中で命の危機に見舞われる。そんな彼を偶然救うことになった静野咲良中尉。型の巨大な戦闘兵器 “シュミクラム” に乗り、敵ウィルスを倒す彼女に習い、主人公もまたシュミクラムに乗り込む。咲良との共闘で窮地を脱した主人公は、彼女の所属する基地へと帰還した。傭兵部隊『フェンリル』の分隊『スコール』。そこはその部隊に与えられた基地であった。記憶は失っても戦えたことから、その高い戦闘技術こそが自分の手札を考えた主人公。他に手もないことから、咲良の属するスコールへ自分も入隊することを決める。現実世界と仮想世界、二つの世界で終わりなき戦争が続く中、彼は生き残ることができるだろうか?
戯画ブランドを代表する人気シリーズの新作。バルドスカイシリーズをプレイするのは初めてなのですが、今回は今回で新しいお話になっているので、すんなりと入り込むことができました。現実世界と仮想世界、2つの世界でロボットを使った戦争が繰り広げられるなど、近未来SFそのものといった内容です。軍隊モノやロボットモノが好きな人にはどストライクの作品ではないでしょうか。また、シリーズ作品でもあるため、前作の主人公やヒロインたちも多数登場していきます。時には味方、また敵対しながら新旧主人公が交わっていくところも見所でしょう。
©戯画
ゲームシステムは本格的なアクションゲーム。特にそのスピード感に圧倒されました。敵味方ともにステージ内を激しく動き回りながら戦っていくことが求められます。ぼやぼやしてるとあっという間に囲まれ、撃破されてしまうので、操作に慣れないうちは多少難しいかもしれません。武装についてはゲームを進めながら開発・強化が可能で、自由にセットすることができます。使う武器により、戦闘スタイルもかなり変わってくるので、自分が使いやすい武器を強化していく必要がありますね。いろんな武器を試しながら、最適なセッティングを見つけていくのは面白いと思います。アクションだけでなく、カスタマイズでもゲームを楽しむことができました。
個人的にもう少しと思ったのは近接武器の使い勝手です。威力が高く、敵機をオーバーヒートさせやすいのは良いのですが、1回の攻撃回数が少ないのと、リロードが微妙に長い点が気になりました。高速で動き回る戦闘シーンでは、接近してうまく当てるというのもなかなか難しいですし。もっと全体的に攻撃回数を増やすとか、リロードを無くしてしまう位の方が使いやすかったのではないかなと思いました。強いはずなんだけどうまく使えない・・・って感じで、ほとんど射撃武器中心で最後まで戦っていましたので。このあたりはプレイする人によって変わるところだと思いますが、も少し近接武器を強化しても良いんじゃないかなというのが、個人的な感想です。
(by RYO)