ラブラブル～lover able～

5人のヒロインとイチャイチャしちゃおう

両親の仕事の都合で引っ越すことになった主人公は、妹と2人暮らしをしながら、保護者となる叔父の経営するカフェレストランでアルバイトをすることになった。主人公はこのレストランで4人の女のコと出会う。一緒に働いている中で、しだいに惹かれ合っていく主人公たち。夏休みが始まり、主人公とヒロインの関係はどう変わっていくのか？

©SMEE

ヒロインとイチャイチャすることを目的とした、非常にシンプルなキャラ萌えゲー。MediaClipではレビューの最初にあらすじを書くのがお約束になっているわけだけど、このゲームに関してはあらすじやストーリーなどあってなきがごとし。ひたすらヒロインとの関係に重点が置かれていて、物語と言えるようなモノはないと言って良い。ヒロインの1人、愛沢花穂は主人公の実妹という設定で、一般的には実妹との恋というとモラルと愛情の葛藤なんかが描かれるわけだけど、本作にはそんな葛藤など一切ナシ。実妹でさえそれなのだから、他のヒロインはもはや語るまでもない。したがって、ストーリー性を重視するプレイヤーにとっては、はっきり言って駄作と言って良いだろう。

けれど、ヒロインとイチャイチャすることを目的として本作を見てみると、これがなかなかの良作となっている。恋人同士になった直後の初々しいギクシャク感や、初Ｈを済ませた後のバカップルぶりとかが、実に良い感じで描かれているんだよね。また、主人公とヒロインは携帯メールのやりとりを頻繁に行うんだけど、このメールもヒロインの主人公が好きという気持ちがストレートに出ていて、キャラ萌えをよりいっそう引き立ててくれるしね。ヒロイン以外のサブキャラも善人ばかりで、鬱な要素が皆無というのも世界観に合っている。こうして見てみると、ストーリー性を排除したのは、純粋にキャラ萌えに特化するという点で正解だったのかなという気がする。

©SMEE

Ｈシーンはキャラによってばらつきがあるなという印象。まずイベント数は琴宮千夏、柳瀬さつきが3、愛沢花穂、姫野つぐみが5、三枝奈々子が4となっていて、お気に入りのキャラによってはやや不満が出るかもしれない。シチュエーション的には当然のことながら全て和姦で、ひたすらラブラブ。Ｈの最中はもちろんのこと、Ｈ後のピロートークまで、ひたすら甘い雰囲気で進んでいく。純愛系ゲームということもあって特に変わった内容のイベントはないんだけど、プレイヤーの選択によってヒロインの髪型やコスチュームが変わるのは良かったかな。イベントの内容そのものは変わらないんだけど、見た目が変わると雰囲気も結構変わるからね。なお、イベントCGはトータルで80枚となっていて、これは価格相応といったところだろう。

語るべきドラマはなく、ゲーム性も特筆するようなものはない。そんな一歩間違えばクソゲーになってしまいかねない内容を、キャラ萌えに特化することで良作にしてしまった1本。ヒロインのキャラもしっかりと立っていて、最初から最後までニヤニヤしながらプレイすることができた。プレイしていて恥ずかしくなるくらい、ヒロインとイチャイチャしたいという人には、文句ナシにオススメできる作品ですな。というわけで、オススメ度は☆4つだ。

攻略

   使い方

ゲーム前半の共通パートでフラグを立てれば、チャプター5のキャラ選択で名前が出てくる。フラグ管理はかなりゆるいので、適当にプレイしていてもフラグを立てることは難しくないはず。後半の個別ルートでは、どの選択肢を選んでもエンディングにいけるっぽい。選択によってヒロインの髪型やコスチュームは変化するが、ゲーム中で見ていないものもCG、回想モードに登録される。

（by Suno）

特設

• 絵師100人展
• 催眠生活 ～校則だから仕方ない!?～ UMD-PG Edition
• らぶフェチ ～覗き・オナニー編～ UMD-PG Edition
• 秋のうららの ～あかね色商店街～ UMD-PG Edition
• らぶフェチ ～パイズリ編～ UMD-PG Edition
• 淫妖蟲 ～凌触学園退魔録～ UMD-PG Edition
• 魔物娘との性活 ～ラミアの場合～ UMD-PG Edition
• 擬態催眠 UMD-PG Edition
• 娘姉妹 UMD-PG Edition
• 彼女×彼女×彼女 ～ドキドキフルスロットル！～ UMD-PG Edition
• 特設記事一覧