セイント~あぁ、主よ、教え子達に堕とされた私をお許し下さい~
黒雛 | Windows2000/XP/Vista/7 | 800x600 |
ダウンロード版:2980円(税込) パッケージ版:3150円(税込) | 1Play2時間 | 属性:催眠、女教師、シスター |
難易度:2 | ダウンロード版:2010/12/10発売パッケージ版:2010/12/24発売 | オススメ:☆☆☆ |
催眠能力で女教師を徹底陵辱
ネグレクトにあい、心が歪んでしまった主人公・正宗煉は、人里離れた孤児院に引き取られることになった。表向きは素直な良い子を演じていた煉だったが、ひょんなことから人を自在に操れる能力を手に入れ、それをきっかけに孤児院を支配するようになっていく。煉の憎しみは自分を放置した母に似たシスター・山路百合乃に向けられていくが……。
©黒雛
催眠能力を手に入れた主人公が、クラスメイトや女教師であるシスターを陵辱していくというのが、本作のメインストーリー。催眠モノ自体は特に目新しいネタではないのだけど、この作品で特徴的なのが、本作の主人公には特別な目的はないってことじゃないだろうか。たいていの場合、催眠能力を手に入れた主人公は目的を持ち、その目的達成のための手段として催眠能力を使った陵辱を繰り広げていくものだけど、本作の主人公・煉には達成したい目的というのがないんだよね。普通、そういう行き当たりばったりの主人公を設定すると、物語がグダグダになってしまうものだけど、本作ではむしろそれが良い方向に働いている感じがする。というのも、主人公が目的もなく行動することで、より純粋な悪意を感じることができるようになっているから。
そして、主人公を取り巻くクラスメイトたちも、なかなか良い感じになっている。クラスメイトたちは孤児院に引き取られるくらいだから、皆それぞれに事情を抱えているわけだ。にもかかわらず、歪んでいるのは主人公だけで、クラスメイトたちはみんな純粋なキャラクターばかりになっているのがポイント。そんな純粋なキャラクターたちが、主人公の悪意に染められていく過程は、見応えも十分。陵辱対象である山路百合乃が、常識やモラルを持ったまま狂わされていくのも、主人公の悪意を強調する演出として効いていたかな。また、BGMとしてクラシックや賛美歌が使われているのも、そんな異常性を強調するのに役立っているね。
©黒雛
HシーンはCGが差分抜きで32枚、イベントシーンが21と価格相応といったところ。シチュエーションは山路百合乃、地蔵、森林れもん、いちごの姉妹とで3パターンに分かれていて、罪悪感や抵抗感を持たない無邪気な森林姉妹、陰湿な苛めという感じの地蔵、モラル的に抵抗しながら圧倒的な快楽に飲み込まれていく百合乃という感じだ。メインとなるのは百合乃で、教え子たちへの性教育として陵辱されるというパターンが多めかな。正しい性知識を教えるために体を差し出すというシチュエーションになるわけだけど、それでも羞恥心は失われていないのがミソ。教師としての義務感(催眠で狂わされた義務感だけど)と、常識や羞恥心の間で揺れ動く描写がエロくて良かったかな。ただ、公開オナニーや全裸犬散歩、ボディペイントでのチアなど、本番以外のイベントも多いので、その点で物足りないと感じる人もいそう。また、主人公がアナルを掘られるというイベントもあったりするので、その点でも好みは出そうだ。
プレイ後の後味が非常に悪く、一切の救いのない物語なので、人によっては拒否反応が出てしまうかもしれない。でも、そうした後味の悪さを楽しめる人なら、お手軽にプレイできる陵辱系としてオススメできる作品。さっぽろももこ氏原画のCGもクオリティは高く、満足度は高いはず。好みが分かれそうと言う点を差し引いて、オススメ度は☆3つ。バッドエンド的な物語が好きという人にオススメしたい作品だね。
攻略
選択肢に関係なく、物語は1本道。CG差分などを除けば、イベント分岐などもない。ただし、1回プレイしただけでは全てのイベントを見ることはできない。1度エンディングを見たら、もう一度同じ選択肢を選びながらプレイし直してみよう。最後に煉のイベントが発生して、これで最後のイベントを見ることができるようになるはず。CG差分を回収するために、最初に選んだのとは別の選択肢を選びながらプレイすれば、ゲームコンプリートだ。
百合乃をこのまま犯し続ける |
白蛇の声で口腔の感覚を狂わせる |
白蛇の声でさらなる痴態を披露させる |
白蛇の声で圧倒的な快楽責めに掛ける |
【エンド】 |
百合乃を正気づかせる |
必死に食べる様子を見物する |
為す術もなく犯される百合乃を見物する |
百合乃の被虐的な姿を愉しむ |
《イベント終了までプレイ》 |
(by Suno)