女戦士セラスは踊り子に転職した!〜は、恥ずかしくて死んでしまいたいッ…エッチなダンスなんて誰がするか!〜
Miel | Windows2000/XP/Vista/7 | 800x600 |
ダウンロード版:1800円(税込) パッケージ版:2300円(税込) | 1Play1時間 | 属性:女戦士、羞恥 |
難易度:1 | ダウンロード版:2010/8/27発売 パッケージ版:2010/9/24発売 | オススメ:☆☆ |
踊り子に転職した女戦士を羞恥特訓!
冒険者として女戦士のセラスと修行の旅に出たレトは、ひょんなことからセラスがオナニーをしている現場を目撃してしまう。それをきっかけにお互いに告白した2人は、晴れて恋人同士に。そして、セラスが転職で悩んでいることを知ったレトは、強引にセラスを踊り子に転職させてしまう。恥ずかしがり屋のセラスを踊り子に慣れさせるため、エロエロな特訓が始まった。
©Miel
物語の世界観は、古典的なRPGそのもの。まあ、ある意味わかりやすいともいえるかな。物語全体の雰囲気としては、純愛モノに近い。物語のプロローグ部分でレトとセラスが恋人同士になっていることに加え、ヒロインであるセラスは純情で一途なキャラだし、主人公のレトもいい加減に見えて実際はかなり真面目だからね。レトが美人占い師に誘惑されるシーンなんかもあるんだけど、はっきりと断っているし。そんなわけで、凛々しい女戦士が調教されるなんていうシチュエーションを期待すると、ちょっとがっかりしてしまうかもしれない。
それよりも、この作品はレトとセラスの、ラブラブなHが1番の見所だろう。そして、その中でもセラスが恥ずかしがるところが、最大の見所といえるかな。セラスは物語冒頭で初Hをするまでは処女だったキャラだし、かなりの恥ずかしがり屋。普通のHでさえものすごく恥ずかしがるのに、踊り子の露出度の高いコスチュームには抵抗感バリバリ。けど、大好きなレトとのHは感じちゃう……というのが、かなり良い感じなんだよね。セラスは踊り子に転職したとはいえ、元々は凛々しい女戦士なので、そんなセラスが恥ずかしがるところがまた良い。凛々しいキャラが恥ずかしがりながら悶えるシチュエーションが好きな人なら、かなりツボにはまるんじゃないだろうか。
セラスというキャラクター自体は良かったんだけど、それ以外はちょっとばかり問題アリだ。まず、物語が分岐などの全く無い完全1本道であること。個人的には1本道でも全く構わないと思っているんだけど、その場合は1本道でも満足できるだけの物語のボリュームが欲しい。でも、本作は1時間程度でクリアできてしまう程度のボリュームしかなくて、これはさすがに物足りない。CG枚数なども同様で、CGは差分抜きで15枚、イベント数は8しかない。致命的に少なすぎるというほどではないけど、やっぱり物足りない。1本道の作品なら1回のプレイで満足できる程度の物語、CGのボリュームを持たせて欲しかったところだ。次にHのシチュエーションがノーマルすぎること。せっかく純情で恥ずかしがり屋のキャラに恥ずかしい格好をさせているというのに、2人きりで普通のHをしているだけというのはもったいなくないか? ファンタジー世界が舞台という無茶の効く設定でもあるのだから、もっと露出プレイに特化したシチュエーションを増やしても良かったんじゃないだろうか。ゲーム中にニプレスと前貼りのみというコスチュームが出てくるんだけど、このコスチュームで人前で踊らせるなんていうイベントがあっても良かったのでは? 純愛モノでそれはやり過ぎというのなら、魔法アイテムでも出してきて、実は周囲の人からは見えていなかったということにすれば良いわけだしね。
基本的な設定は良かったものの、それを活かしきれなかった作品という印象かな。もう少しゲーム全体にボリュームを持たせ、内容を作り込めばかなり面白いものになったんじゃないかと思うだけに、もったいなかった。とりあえず、オススメ度は☆2つ。女戦士とラブラブしたいという人に。
(by Suno)