妹（に）交姦（される兄）の会

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妹のペットにされた兄の運命は!?

妹の水無瀬穂香の服を着てオナニーしているところを見つかってしまった主人公・水無瀬瑞穂は、それ以来、穂香のペットとなっていた。そして、母が亡くなったことで穂香はさらにエスカレート。友人の正雀依鈴と共謀し、可愛い兄や弟を交換するためのサロンを作ることを画策する。その第1段階として、瑞穂を女装させて自分の通う聖洛匠女学院に転入させるのだが!?

©おとこの娘倶楽部

何とも評価の難しいゲームだなぁというのが、プレイを終わっての第一印象かな。まず、主人公は最近の流行でもある男の娘、女装主人公で、最初から最後まで女装のまま。さらに依鈴の兄の正雀譲も女装した男、男の娘なので、「おとこの娘倶楽部」の作品としてはまさに看板に偽りナシ。ストーリーもそれなりにまとまっているし、低価格ソフトとしてはシナリオ分岐もしっかりしている方なので、その点では評価できる。CGは差分抜きで35枚、イベント数は34あって、イベントの尺も長めなので、コストパフォーマンスも悪くない。ここまでなら、普通に良作といえるんだけど、それ以外の部分が癖が強いというか、かなりプレイヤーを選ぶ内容になっているんだよね。

まず、本来ならヒロインであるべき穂香と依鈴が、かなりの性格破綻者であること。2人とも乱交サロンを作るためのエサとして自分の兄を売り飛ばそうとしているわけで、この時点で引いてしまうプレイヤーもいるんじゃないだろうか。穂香は主人公が他の女のコとＨをしていると焼き餅を焼いたりするからまだ良いとしても、依鈴に至っては譲が焼き餅を焼いている姿を見てさらに興奮してしまうという、言葉は悪いけど異常者だったりするわけだし。

そして、当然のことながらＨシーンは全て主人公が受け身のものばかり。というより、穂香や依鈴が主人公や譲を責めて楽しんでいるものがメインとなっている。これは本当に終始一貫していて、ラストで立場が逆転するとか、普通のラブラブな恋人同士になるなんていう展開は一切ナシ。ついでにいうなら、寝取られ的展開も多いので、そちらの属性がないとかなりキツイことになってしまうだろう。本作では選択によって穂香ルートと依鈴ルートに分岐するんだけど、穂香ルートでは穂香と譲がヤっているところを見せつけられるし、依鈴ルートでは譲とヤっているところを見ることになる。いずれにしても、寝取られ属性は必須と思った方が良いだろうね。

©おとこの娘倶楽部

最後に、これが1番の問題。男×男のイベントがかなり多いこと。最初に書いた通り男の娘というのは最近のトレンドになっているし、目にすることも多いんだけど、ヒロインは普通に女のコのことが多い。男キャラが出てきたとしても、それは単なる友人キャラ、サブキャラというのが一般的。ところが、本作では男である譲がヒロイン（？）の1人となっているんだよね。というより、シナリオの長さ、イベント数を考えると、譲こそがメインヒロインなんじゃないかと思えてくる。恋人同士らしい会話も、譲とのものが1番多いし。もちろん、男同士でキスやフェラをしたり、アナルを掘ったり掘られたりという描写もバッチリ。まあ、瑞穂も譲も美少女っぽいキャラデザなので、かなりマイルドになってはいるんだけど、やっぱりそういった属性がないと辛いんじゃないかなぁ？

色々と書いたけど、これがこのゲームの欠点かというと、そうとも言い切れない。寝取られ、主人公受け、バイセクシャル、妹という属性を兼ね備えた人には、かなり美味しいゲームなんじゃないかと思う。個人的には男×男のイベントが受け付けなかったので、オススメ度は☆3つとしたけど、属性持ちの人なら☆1つプラスしても良いんじゃないかな。

   使い方

攻略

初回プレイで見ることができるのは、穂香エンドか依鈴エンドのいずれか。これは穂香と譲のＨを認めるかどうかで分岐する。そして、穂香エンドと依鈴エンドを見ると、穂香と譲のＨ後に選択肢が出現するようになるので、ここで譲ルートと依鈴＆譲ルートに分岐することができるようになる。

（by Suno）