秘書 沙織

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悪魔の発情マシンを使い秘書を抱きまくれ！

日本有数の大手商社に入社した主人公・有栖川裕也は、総務部秘書課に配属されることになった。美人秘書に囲まれウハウハ生活が始まるかと思いきや、お局様やキツイ性格の秘書たちに仕事のミスをネチネチ責められ息苦しい毎日を送るハメに……。そんなある日、主人公は女性を強制的に発情させる悪魔のOA機器「スカイマウス・セブン」を入手することになる。このスカイマウスを使えば、社内の美人OLたちを自由に発情させ抱く事ができるのだ！　スカイマウスの性能を100％引き出し、日頃小馬鹿にしていたOLたちに復讐しちゃおう!!

©MAIKA

本作に登場するスカイマウス・セブンとは、「性欲・感度・羞恥心・加虐被虐度・好感度」という、5つのパラメーターを自在に変更できる強制発情マシン。清楚なお嬢さまを瞬時に乱れさせたり、生意気なOLにドＭ心を植え付けたりできる夢のようなマシンなのだ！　設定的には催眠・洗脳調教っぽいダークな雰囲気を感じさせるが、実際プレイしてみるとちょい違う。媚薬で発情させ、勢いでＨしちゃうお気楽AVGのテイストに近いノリだね。各キャラ快楽エンドと愛情エンドの2種類が設定されてるが、生き地獄を味わわせるようなドイヒーな展開ではないので、鬼畜テイストを望んでるプレイヤーは少し物足りなく感じるかもしれない。

ちなみに、5つのパラメーターを自在にコントロールできるストーリー設定だが、スカイマウスの操作をプレイヤーに委ねられるシーンは一切ない。主人公が勝手に女のコをコントロールしちゃうので、プレイヤーはマウスをクリックしテキストを読み進めるだけ。射精時に「中出し・外出し」のコマンドも表示されないため、個人的には自分自身の手でヒロインを支配してる実感があまり得られなかった。せっかく面白い設定の作品なんだから、発情シーンに一工夫加え、ある程度ゲーム性を持たせても良かったのでは？　まぁ、中途半端にゲーム性を持たせると逆に遊びにくくなるケースも多いので、シンプル・イズ・ベストって主義の人ならマイナスには感じないかな？

©MAIKA

肝心要のＨシーンなんだけど、ユニークな設定のわりに割りとベタなノーマルＨが多かったッス。誰もいない部屋にヒロインを連れ込み机の上に押し倒したり、人目を忍んで屋上でＨするオーソドックススタイル。広告のイメージイラストには、同僚に見せつけるように秘書を抱いているシーンを描いているが、本編ではこのような露出系の羞恥調教や輪姦チックなＨはない。というか、表紙を飾ってるのはタイトルの秘書沙織ではなく、サブヒロインの亜矢子だし……。この手のイメージイラストは、作品を象徴するカットや人物を描くべきなんじゃないかな？　HPの紹介だけを頼りに通販で買おうと考えてる人は注意が必要だ。

ちなみに、ボリュームは基本CG72枚、回想43シーンという構成。フルプライスのヌキゲー作品だったら､CG90〜100枚程度確保してくれないと、ちょっと物足りなさを感じるね。ゲームクリア後のオマケシナリオで沙織と亜矢子の3Pイベントを見られるが、本編中には複数プレイは一切なし。ヒロイン同士の絡みをもっと描いて、シナリオの奥深さとCG枚数の増量を図るべきだったのでは？　というワケで、全体的に「ここが致命的にダメ」という点はないけど、「ここがスゴイ」という見どころも欠けてる印象でござった。スーツ姿で悶えるOLの姿は色っぽかったけど、もう少しエロのシチュエーションにこだわって欲しかったなぁ。全体的にちょい淡泊な仕上がりに感じたので★2コ評価にしたが、無類のOLフェチな人なら★3コの満足感は得られると思うよ。

   使い方

攻略

個別エンドは快楽と愛情の2種類あり、どっちでフィニッシュするかで総合評価が変わってくる。4人全員を適切に堕とすとＳ評価になる。ＡとＢまではご褒美CGがあるが、それ以外はバッドエンド扱いとなる。チャートはＳ・Ａ・Ｂを制覇すればCGは全て埋まるよん。

（by イ・ヤン提督）