籠の中の彼女

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注目の新人声優に艶技指導を施しちゃおう

©Potage

祖父から譲り受けたマンションの家賃収入のおかげで、悠々自適な生活を送っている主人公・大神勇次郎。大好きなアダルトゲームや漫画、アニメなどの2Dワールドにどっぷり浸かっていたが、現実の女性にも興味津々。じつは、賃貸用の部屋には盗聴グッズをたっぷり仕込み、そこに好みの女性を入居させて弱みを握ろうと画策していたのだ！　そんなある日、主人公のタイプにピッタリの女性が入居してきたのだが、彼女の声には不思議と聞き覚えがあった。そう、彼女は主人公が注目していた声優千葉麻美子だったのだ!!　素質はあれども、アダルトの演技はイマイチな麻美子。彼女を凌辱＆調教し快楽に目覚めさせ、女の魅力に磨きをかけちゃおう。そうすれば一人前の声優になること間違いなし!?

タイトル『籠の中の彼女』という言葉から想像すると、主人公所有のマンションの一室にヒロインを監禁し、犯りたい放題調教するゲーム内容が思い浮かぶが、実際プレイしてみると監禁Ｈは序盤の数回のみ。初回Ｈの現場を収めた映像があれば彼女は逆らえないと判断し、あっさり監禁状態から開放してあげちゃうのねん。Ｈしたい時に呼び出すスタイルなので、調教部屋に鎖で繋ぎ飼育するような展開ではない。美少女を暗い一室に監禁するシチュエーションが好きな人は、少々期待ハズレに感じるかもしれないね。

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Ｈのシチュエーションは、監禁より野外露出調教の方が実際多い。彼女にアダルト声優としての演技指導を行うと称し、羞恥心を捨てさせるため外に連れ出してバンバンＨするのねん。電車内の痴漢プレイ、ベランダやプールでの露出Ｈ、サイン会場での愛撫等々、大胆不敵なＨをたっぷり楽しめるよん。監禁ゲーのようなダークさは希薄だが、個人的には露出調教って大好きなので全然アリな展開。しかも、声優事務所の悪社長に麻美子を寝取られる、まさかの展開も用意されてるのもGOOD！　処女を奪い自分色に染め上げたと思っていた麻美子が、別の男の責めに屈服する瞬間を見せつけられるので、寝取られ好きな拙者はかなりエキサイトしたでやんす。

ちなみに、メインキャラの麻美子に加え、サブヒロインの綾とケンコが登場する。回想イベントの比率は、麻美子32シーン、綾8シーン、ケンコ10シーンとなっており、メインはあくまでも麻美子だ。綾とケンコは麻美子の調教に失敗したとき結ばれる、控え選手的な扱いなのねん。綾もケンコも麻美子と因縁浅からぬ人物なので、もう少し三人を絡めた3P、4Pイベントを描いても良かったと思う。この手のゲームでハーレムエンドがないのは、ちょっと尻つぼみ感が増しちゃうしね。麻美子寝取られルートで、綾と一緒に犯されてしまう1シーンのみってのは寂しい。

というか、基本CGが63枚しかないので、フルプライス作品としてはボリューム不足でござるな。実際プレイした感覚は物語の尺も短めで、ミドルプライス作品といった感じ。ハーレムルートがあって、ようやく適正ボリュームに達する印象だ。ムッチリした肉感的なキャラは激エロで、個々のＨシーンのクオリティが高かっただけに、ボリューム不足は惜しいね。まぁ、ヌキ所に困るほどＨシーンが少ないワケじゃないし、拙者的には特濃なエロがお気に入りだったのでボリューム不足でも★3コ評価にしたッス。

   使い方

攻略

エンディングを制覇するのは比較的簡単なれど、Ｈシーンの回収漏れには注意すべし。麻美子とあえてＨしないで、「他にすることがある」を選ぶことで別の麻美子イベントが発生するぞ。

（by イ・ヤン提督）