人妻商店街〜売り物はわ・た・し
桃フェロ | Windows2000/XP/Vista/7 | 800x600 |
ダウンロード版/2980円(税込)パッケージ版/3150円(税込) | 1Play2時間 | 属性:人妻 |
難易度:2 | ダウンロード版/2010/6/11発売パッケージ版/2010/6/25発売 | オススメ:☆☆ |
商店街の人妻から迫られH三昧
大学生の主人公は、ある商店街の近くに引っ越した。商店街の人たちにも可愛がられ、快適な毎日を送っていた主人公だったが、ある夜、喫茶店の明かりがついていることに気がついた。店に入ってみると、そこには泥酔したママの姿が。ママに迫られHをしてしまった主人公だったが、それをきっかけに欲求不満の人妻たちとHをすることに。夜な夜な喫茶店に出向き、Hを繰り返す主人公だったが!?
©桃フェロ
自分はゲームプレイ用OSにWindows7を使っているのだけど、ゲームを起動してまず驚いたのが、本作はWindows7のAeroに対応していないということ。デスクトップがAeroからベーシックに切り替わるだけで、ゲーム自体は正常に動作するし、問題ないといえば問題ないんだけどモニターが一瞬ブラックアウトするのは心臓に悪い。WindowsVistaやWindows7を対応OSに入れるのなら、ちゃんとAeroにも対応させて欲しかった。
さて、ゲームの方はといえば、ひたすら商店街の人妻や未亡人たちとHを繰り返すというもの。ゲームスタート直後に最初のHシーンがあり、それ以降も日常生活の描写などはほとんどなく、Hシーンのみでゲームが進んでいくといって良い。本作が抜きゲーであることを考えれば、ある意味正しいやり方だろうし潔いともいえる。だけど、日常生活の描写を排除したことで、キャラクター性までなくなってしまったのはいただけない。例えば公式サイトでは「昼間は商店街のおかみさん。昼と夜の顔の違いが楽しいぞ」とあるんだけど、昼の顔が全く描かれていないので、昼と夜の違いなんて全く分からないんだよね。さらに、ゲーム中で人妻たちは主人公が好きだといい出すんだけど、キャラクターが描かれていないため、なぜヒロインたちが主人公を好きになったのか理解できない。Hシーンのボリュームを上げるために日常生活の描写を削るのは仕方ないとして、ピロートークなどでヒロインと主人公の関係を見せる方法はあったはず。そうした工夫がなされていないのはマイナスポイントだね。
©桃フェロ
次にHシーンはどうだったのかというと、CG枚数は差分抜きで35枚(35枚すべてがHシーンだ)、イベント数は30あり、価格を考えればコストパフォーマンスは良好。Hのシチュエーションも元女教師の未亡人には指示棒を使ったHがあり、八百屋の人妻には野菜を使った異物挿入プレイがあったりと、現在や過去の職業を活かしたプレイがしっかりと盛り込まれている。この点では公式サイトで歌われている看板に偽りナシ。だけど、如何せん1回のイベントの尺が短い。中にはイベント開始から終了まで10クリックかからないものもあったりして、あまりにも尺が短すぎるといわざるを得ない。日常生活の描写を削ってまでHシーンを増やしたのなら、そのHシーンをもっとしっかりとエロく描いて欲しかったね。これって、登場ヒロイン数が多すぎたのも原因の1つなんじゃないだろうか。本作ではヒロインキャラが4人登場するわけだけど、その4人に均等にHシーンを与えようとした結果、どのキャラのHシーンも薄くなってしまったと。低価格ソフトであることを考えれば、ヒロイン数は1人か2人にして、1人あたりのHシーンの尺を増やした方が良かったんじゃないかなぁ。
キャラゲーとしても抜きゲーとしても、やや中途半端になってしまった感のある本作。オススメ度は残念ながら☆2つだ。CG枚数などのボリュームは悪くないので、絵柄が気に入ったならというところかな。
攻略
選択肢が出てくるのは1回だけ。その1回だけの選択肢で選んだキャラのエンディングになるので、攻略はきわめて簡単だ。
A.『魚屋の元弁護士・下田千幸さん』 |
【千幸エンド】 |
B.『八百屋の元弁護士・風間美和子さん』 |
【美和子エンド】 |
C.『花屋の元女流棋士・竹井雪さん』 |
【雪エンド】 |
D.『喫茶店の元高校教師・管広弓枝さん』 |
【弓枝エンド】 |
(by Suno)