えろげー！〜Ｈもゲームも開発三昧〜

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エロゲーを作るためエロの特訓!?

何よりもエロゲーを愛する主人公は、専門学校卒業後、エロゲーメーカーへの就職を目指す。ところが、絵もシナリオも書けない主人公は、就職活動で連戦連敗。最後にたどり着いたのが、弱小メーカー・フラワーだった。しかし、フラワーは前作が不評で次回作が売れなければ倒産確実。にもかかわらず、スタッフの女のコたちはエロの知識と情熱が全くなかった……。主人公はそんな女のコたちにエロのなんたるかを教えることができるのか!?

©CLOCKUP

エロゲーメーカーに就職した主人公が、売れるエロゲーを作るために奮闘するという内容の本作。奮闘するといっても、ひたすら社員の女のコたちとＨをするだけで、すべては主人公とヒロインがＨをするための口実だね。まあ、ぶっちゃけてしまえば、シナリオは薄い。でも、おそらく意図的にシナリオを薄くしたんだと思うけど、これは正解だったんじゃないかな。シナリオをシンプルにすることでＨシーンを楽しめるようになっているわけだしね。物語の中で主人公はエロゲーはエロくなくちゃダメという内容のことを繰り返し主張するんだけど、その主張を形にしたような作品というところかな。

じゃあ、肝心のエロはどうなんだというと、これはかなり完成度が高いといえるんじゃないかと思う。まず、なんといってもCGが素晴らしい。本作のヒロインのキャラクターデザインは、ウエストが折れそうなほど細くてオッパイがでかいというステレオタイプなエロゲーヒロインではない。胸の大きいキャラはそれなりにウエストも太いし、スレンダーなキャラであっても体をひねったときなどは肉がたるんだりする。でも、それが肉感的でなんともエロいんだよね。胸もいかにも柔らかそうに描かれているし。さらに吐息や汗の描写が良い意味で暑苦しくて、エロさを引き立てている感じだ。

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Ｈシーンのシチュエーションも凝っていると感じる。普通の本番、フェラ、パイズリなどは当然として、髪コキ、腋ズリ、おむつプレイに露出、ボディペイント、鼻フックなどかなりフェティッシュ。特定の性癖に特化したというわけではなくて、とにかくいろいろなシチュエーションを詰め込んでみましたという作りだ。そして、どのイベントも上品だったり小綺麗なものは皆無で、淫語叫びまくりでかなり下品だったりする。下品なだけにストレートにエロい。「エロゲーに余計な能書きはいらん。エロいのが正義なんだよ」という人なら、かなりツボにはまるんじゃないかと思う。下品といえばひょっとこのようなフェラ顔や白目をむいて涎を垂らしたアヘ顔もかなり下品。でも、それが良いんだよね。もっとも、アヘ顔やスカトロシーンなんかは好き嫌いがはっきり出てしまうものであるのも事実。その点、本作はコンフィグでアヘ顔やスカトロシーンの排泄物をカットすることが可能。濃厚でありながら多くの人受け入れられやすいんじゃないかな。1つだけ残念だったのが、ハーレムイベントがないこと。せっかく女のコばかりの職場なんだから、ハーレムエンドがあっても良かったと思うんだけどなぁ。

最後にイベント、CGのボリュームチェックを。CGは差分抜きで75枚、イベント数は58となっている。フルプライスのゲームとしてはやや少なめではあるんだけど、実際にプレイしているとゲームのテンポが良いこともあってか、特にボリューム不足は感じなかったかな。とにかくエロいゲームをプレイしたいという人には文句なしにオススメできる1本で、オススメ度は☆4つ。和姦系ヌキゲーがスキという人は是非。

   使い方

攻略

目的のキャラを追いかけていけば、ハッピーエンドにたどり着くことができる。逆に1度でも浮気をするとバッドエンド確定なので要注意。ただし、バッドエンドにも専用のCGが用意されているので、バッドエンドも一通り見ておく必要があるぞ。

（by Suno）