母娘輪舞 おやこロンド

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張り合う母娘の行動がエスカレートする

呼び出されて久々に実家に帰ってきた主人公だったが、驚いたことに両親は商店街の福引きで当ったハワイ旅行へ行っていた。しかもリフォームされていて持っている鍵が使えない。その窮状を救ってくれたのはお隣の澤崎睦美だった。父親から主人公のことを頼まれていたといい、澤崎家で睦美の娘である伊緒と3人での同居生活が始まる。しかし、初日から睦美のオナニーを目撃してしまっただけでなく、睦美に身体を洗われて射精させられ、その現場を伊緒に見られてしまった。しかも、部屋に戻った主人公は伊緒に押し倒されてフェラされてしまう。始まったばかりの同居生活は積極的な母娘に迫られ、エッチなものとなるのだった。

おっとりとした性格で常識がややズレている母親睦美と、積極的な元気娘の伊緒の仲良し母娘がヒロインとなる本作だが、実は睦美と伊緒は本当の母娘ではない。伊緒は睦美の姉の子供であり、睦美は伊緒を育てるために恋も女も捨てて母親を演じてきていることが途中で語られる。そのため、伊緒だけでなく睦美も処女だったりする。母娘して主人公に処女を捧げ、Ｈに迫ってくるというシチュエーションを楽しめる作品だ。おかずゲームだからＨの連続となっているのはお約束。

© Mischievous

ストーリーのほうは章立ての構成となっており、全6章となっている。個人的にはゲームはアイキャッチなどを入れて話をぶった切るような構成にする必要はないと思うんだけどね。制作スタッフには何かしらの意図があったのかもしれないが、全然伝わってこなかった。それと、睦美と伊緒が競っているが、お互いに相手にならば負けても仕方がないと思っているため、修羅場となるような展開はない。最後まで安心してほのぼのとした雰囲気のあるラブラブ生活を楽しむことができるはずだ。もちろん、親子丼期待の人向けの睦美と伊緒を一緒に愛するハーレム展開も用意されているので抜かりはない。

Ｈシーンはアニメーションで表現されているものもあり、エロさを楽しむことができると思う。裸エプロンや体操服＋ブルマーでのＨも用意されているぞ。基本的に中出しとなっていて、エンディングは母娘ともPONPONとなる。プレイの仕方によってはエンディング後に追加のイベントが発生し、ボテ腹でのＨシーンが始まるので孕ませスキーにはたまらない作りだといえるだろう。

システムまわりは特に不便で困るというようなことはないが、便利というほどでもないので可もなく不可もなしといったところ。CGモードは28枠で回想シーンは13種類が用意されている。良好なコストパフォーマンスだといえる。CGはコミカルなエロじゃないもののぶんで-3して考えたほうがよいかもしれないかなと思うけどね。

同人作品としては結構イケてるほうなので属性があうようならばお薦めだといえる。ただ、睦美と伊緒が実の母娘じゃないところをどう思うかによって印象（背徳感）が変わってしまう作品であることも間違いないので、購入判断に悩んだ時にはそこを重視したほうがよいかと。人によっては睦美はもうちょっと熟れている感じを出しておいてほしかったと感じる人もいるかもしれません。個人的にはハーレムルートのエンディング後イベントで、臨月の睦美と伊緒に主人公が襲われているのが味があってよかったかな。『姉妹輪舞―しまいロンド―』を楽しめた人ならば本作も楽しめると思うし、本作を先にプレイして楽しめたのならばおそらく『姉妹輪舞―しまいロンド―』も楽しめるんじゃないかと。

   使い方

攻略

エンディングまで到達するとヒントを見ることができる。エンディング後の追加イベントは恋人にするヒロインを選ぶ選択肢までを、恋人にしないほうのヒロイン優先で通過していないといけない作りになっていると告げられて驚かされることだろう。

（by 伊織舞也）