亜紀子
RED-ZONE+ | Windows2000/XP/Vista | 640x438 |
1029円(税込) | 1Play4時間 | 属性:女教師、輪姦、レズ、レトロゲー |
難易度:2 | PC-9801版:1993/1/22発売 Windows版:1997/4/11発売 | オススメ:☆(ヌキゲーとして) |
あの名作「名前シリーズ」がDL版で復活!
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名門校ノーブル学園に赴任した新米女教師・八神亜紀子は、いきなり女教頭にHな身体検査を強要されてしまう。そんな屈辱的な行為にも耐え、気持ちを切り替え授業に望む亜紀子だったが、さらなる屈辱が待っていた! 休憩時間のトイレで不良たちに襲われたり、体育館で女生徒たちに囲まれ強制的にイカされる、という被害にあってしまった……。これが本当に名門校の誉れ高いノーブル学園なのか? 姿を見せない理事長。そして、権力を握る女教頭。学園の女王様を気取る相沢姉妹。はたして、ノーブル学園の裏には、どんな秘密が隠されているのだろうか?
このゲームは、今から十数年前に発売された旧作で、PC-9801時代の作品だ。近頃キャララ!!.CCでDL版として再販されたので、温故知新ってことでプレイしてみました。いや〜、当時は「名前シリーズ」として一世を風靡した人気作なれど、さすがに今どきのゲームと比べちゃうと厳しいね。まず、フルスクリーン表示できないので、画面が小さく迫力がない。CGもフルカラーと比べるとショボイ色づかいだし……。画面が上下にスクロールするシーンがあるけど、パソコンの進化が著しく、上から下までじっくり舐めるようにスクロールせず、瞬間的に切り替わってしまうのもNG。全身をゆっくりじっくり眺めるというスクロール演出は、本来の役割をはたせず意味を成していない。
ゲームシステムも、同じコマンドを何度も実行し、物語を少しずつ進めていく古いタイプのAVGなので、サクサク物語を進めることに慣れてる人には拷問に近い作業だ。セーブも好きなところで出来ないし、セーブ日時も表示されない。昨今のゲームしか遊んだ事のない人は、軽いカルチャーショックを受けることだろう。これは、アラフォー世代のゲーマーが、古き良き懐かしき日々を思い出すために遊ぶレトロゲーであり、ヌキ目的で買うと後悔する可能性大。PC-9801時代のゲームということを踏まえ買うべき作品だろう。
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さて、ゲーム本編だが、基本的には女教師が辱めを受ける凌辱イベントで物語が構成されている。男子学生による輪姦イベントに加え、女学生たちに犯されちゃうレズビアンテイストなHが多いので、そっち系のHが好きな人はテンション上がると思うよ。ただし、Hの表現も時代を感じさせるものが多く、「私の赤貝がトロトロになって潮をふいてるよぅ」とか「私の二つの富士壺が大きくなって良い感じぃ」のように、ちょっと笑えてしまうセリフも……。アソコ=赤貝って比喩は、久々に聞いた気がするヨ。でも、このレトロな感じが逆に新鮮で、なんとも言えないエロさが漂ってるね。若い世代には何の感動もないかもしれないけど、オヤジ世代の人にはちょっと遊んで貰いたいなぁ。
ちなみに、ちょっとネタバレになっちゃうけど、ゲーム後半には亜紀子さんがペニスバンドを身につけ、女教師としてではなく、本当の“亜紀子”の姿で学園闘争に決着をつけることになりやす。この反撃っぷりが序盤の亜紀子とまったく違うので、ある意味ドMとドSの姿を両方楽しめるワケだ。いわゆる、一粒で二度美味しい構成になっちょります。今となっては珍しくない構成だが、当時はこういうメリハリある展開のAVGは少なかったので、『亜紀子』の人気の秘密はここら辺にあったのかなぁ〜。と、当時を振り返りながら遊んだら、何かホッコリした気分になれました。ヌキゲーとしてのオススメは★1個だけど、レトロゲーとして遊ぶならオススメ度はもっと高い。アラフォー世代の人に是非!
攻略のアドバイス
ゲームは一本道構成なので根気勝負となる。テキスト内容が更新されなくなるまで、目の前にあるコマンドを選び続ければOKだ。
(by イ・ヤン提督)