皇宮貴女〜The Imperial Palace Story〜シャイラ編

Twitter縺ｧ縺､縺ｶ繧�縺�

国を乗っ取るために近衛騎士を堕とせ

隣接している国はヴェルドーだけというアルクベルド国は、大国であるヴェルドーの庇護のもとで平和を謳歌していた。そんな中、同盟関係を強化するためにアルクベルド国はサラ王女とヴェルドーの第二王子ルフランとの婚礼を行なおうとしていた。しかし、ヴェルドーと敵対するカインスハイズの軍事力は強大であり、ヴェルドーの精鋭軍でも防ぎきれるか疑問であった。そこでヴェルドーは国益を守るために、第一王子カインを派遣してアルクベルドを乗っ取ることを画策する。

© Gracious

2008年12月に発売された『恥辱皇宮〜穢された王族〜』をヒロイン別にバラ売りしたダウンロード版『皇宮貴女』シリーズの2作目となる。アルクベルド国の誇る麗人将軍シャイラを利用してアルクベルドを落とそうとするカインの活躍が語られる。気になるヒロインが2人以上いるならば（Amazonの価格を見た感じ）パッケージ版の『恥辱皇宮〜穢された王族〜』を購入したほうがよさそうだ。コスト的なお得感というのもあるが、ダウンロード版を2作品買った場合、2作品は当たり前のことだが別個の作品で独立しているから、ヒロインに関係のないシナリオの共通部分を既読スキップで飛ばすことができないというデメリットがあるためだ。Ctrlキーで強制的に飛ばせばいいんだけどね。

本作は王妃と王女へ絶対的な忠誠を誓って仕えている気丈な近衛騎士シャイラが受ける屈辱と彼女の反応が見どころとなる。シャイラの心を折るために豚や馬、犬を相手にさせる獣姦もあるため、さすがにこれはプレイヤーを選びそうかなという感じだ。ラスト直前まで処女を奪わず、処女のまま調教していくのが本作の特色かな。

システム面ではプレイする際に困るというようなことはないだろう。1度選んだ選択肢の色が変わるからコンプリートも難しくないと思う。Scriptの制御記号が表示される部分があるのはあまりよろしくないけど。おまけのほうはどれぐらいかというと、CGモード枠が24個で回想シーンが12種類となっている。『皇宮貴女〜The Imperial Palace Story〜ジュディア編』と比べてCGは＋1でシーンは−3ということだ。

シャイラ以外ではプロローグで国王に抱かれているエルキナと、中盤でサラ王女の処女を奪うシーンがある。この2つは『皇宮貴女〜The Imperial Palace Story〜ジュディア編』でも同じCGが使われているため、すでにそちらをプレイしている場合はコストパフォーマンス的にややマイナスと感じるんじゃないかな。ダウンロード版は「気に入ったヒロインひとりだけを狙い撃ち」的に1作品だけ購入するものだと考えたほうがよさそうだ。

   使い方

攻略

本作に出現する選択肢は少ないので攻略するのはそれほど難しくない。選択肢を併記している部分は、セーブしておいてまず左側の選択肢でCGを回収し、その後ロードして右側の選択肢でプレイを進めてもらいたい。

（by 伊織舞也）