絶対絶倫コンテスト〜世界にひとつだけのマラ♪〜
softhouse-seal | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
ダウンロード版:1995円(税込) パッケージ版:2100円(税込) | 1Play3時間 | 属性:バカゲー |
難易度:2 | 2009/8/21発売 | オススメ:☆☆☆ |
世界の勃起王目指してヤりまくれ!
世界中の男性が勃起できなくなってしまうというEDパニックから数十年。人工授精によって人類滅亡の危機は脱したものの、世の女性たちは極度の欲求不満になってしまった。そんな女性たちを満足させるために生まれた、世界最高の男性器を決める大会がKing of Erectだった。主人公は姪の薦めで、この大会に出場することになってしまうが!?
©softhouse-seal
このゲームを一言で言い表すなら、「バカ系ヌキゲー」ということになるんじゃないかな。世界観はまさにバカそのもの。世界中のほとんどの男性がEDになってしまったという世界観なわけだけど、真面目にヌキゲーを作るとしたら、勃起能力を持つ数少ない男性である主人公がヒロインを喰いまくるという感じになるんじゃないかと思う。そこを敢えてKing of Erectなんて言うバカそのもの大会を持ってきちゃうところが素晴らしい。もちろん、こうしたおバカな設定は好き嫌いが出やすいものではあるんだけど、個人的にはこういう発想は大好きだなぁ。
キャラクター設定も世界観を反映してか、かなりぶっ飛んだものとなっている。主人公を振り回す小悪魔風の姪は良いとして、高笑いと共に登場する怪盗とか、「そんなゴミクズ以下のチンポ、今すぐ私が叩き切ってやる!!」と啖呵を切る男性器鑑定士とかね。原画のたぢまよしかづ氏のキャラクターデザイン自体は可愛い系なんだけど、そのキャラクターデザインと性格とのギャップが面白い。ただし、このゲームには5人のキャラが登場するんだけど、そのうちヒロインと言えるのは実況レポーターの佳山那美、主人公の姪の高鳥小夜、主人公の男性器を狙う怪盗の九条楓の3人だけ。男性器鑑定士の佐倉枝里華、喫茶店のウェイトレスの樋野口柚木の2人はサブキャラとなっているので要注意。もちろん、サブキャラの2人にもHシーンはあるんだけど、エンディングなどはヒロインキャラにしか用意されていないからね。
©softhouse-seal
ヌキゲーである以上、エロがヌけるかというのは重要な問題。ではこのゲームはどうなのかというと、ちょっと微妙という気がする。面白くないのかといえば、決してそんなことはない。ほぼ全てのイベントがHシーンになっているし、イベントCGのクオリティも十分に高いしね。イベントの尺は少々短いけど、ゲーム全体のボリュームを考えればバランスは良い。ただ、Hのシチュエーションがおバカすぎて、笑いが先に来てしまうんだよね。スカイダイビングをしながらHをするとか、御神輿の上でHをするとか、「くだらねー」と思いつつも笑ってしまう。このあたりはプレイヤーごとに好き嫌いがはっきり分かれそうだ。
また、このゲームのHシーンは、衆人環視の中でのものがほとんど。CGには描かれていないけど、周囲で見ている人たちの反応もテキストではしっかりと描かれている。けど、このゲームのヒロインたちの辞書に「羞恥心」という文字はない。極めて真っ当な倫理観の持ち主である主人公と、ぶっ飛んだ痴女っぷりを発揮するヒロインたちのギャップがこの作品の魅力の1つでもあると思うんだけど、これまた好き嫌いが分かれそう。というわけで、エロの質そのものは低くはないものの、プレイヤーの嗜好によって好みがはっきり出てしまうタイプのゲームと言えそうかな。
とにかく、プレイヤー自身がバカになりきることができれば、かなり楽しめるバカゲーと言ったところだろう。イベントCG枚数は差分抜きで20枚、イベント数20となっていて、これは価格相応と言ったところ。CG枚数はもう一頑張りしてくれると、インパクトがかなり変わってくると思うんだけどね。というわけで、オススメ度は☆3つ。底抜けに明るいバカゲーをプレイしたいと思うなら、オススメできる作品だ。
攻略
選択肢は2択のものが2回出てくるだけなので、選択肢総当たりで行けばOK。「広場に行く」→「一人でいこう」と選んだ場合は、枝里華のイベントを見たら終了してしまって構わない。
本屋に行く |
☆セーブ1 |
まっすぐ帰るかな |
【楓エンド】 |
☆セーブ1から |
少し寄り道をしてこう |
【那美エンド】 |
広場に行く |
☆セーブ2 |
折角だし、一緒に行こう |
【小夜エンド】 |
☆セーブ2から |
一人でいこう |
《イベント終了までプレイ》 |
(by Suno)