姉ったい注意報!?
ナタ・デ・ココ | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
9240円(税込) | 1Play4時間 | 属性:姉 |
難易度:3 | 2009/5/29発売 | オススメ:☆☆ |
女子学園に入学した主人公のハーレム生活!?
©ナタ・デ・ココ
幼いころに両親を亡くした主人公は、姉と2人だけで生活してきて、今では立派なシスコンになっていた。そんな主人公も、進学を機に姉と離れることに。しかし、姉の命令で主人公は女子学園に入学することになってしまうのだった。そして、そこでは主人公を誘惑する6人のお姉さんが待っていた……。
タイトルは『姉ったい注意報!?』、主人公は重度のシスコンということで、このゲームをプレイしようと思う人は姉属性持ちがほとんどだと思う。登場するヒロインも血縁こそ無いものの、年上のお姉さんキャラばかりだしね。けれど、実際にプレイしての感想としては「どこが姉?」というものだったりする。ヒロインが全員年上というのは確かだけど、姉らしいイベントはほとんどナシ。主人公とヒロインの関係にしても、ストーリーが進めば進むほど「姉」という設定はどこかに置き忘れ去られ、単なる恋愛モノになってしまうのはどういうこと? スペックの属性を「姉」としたけれど、お姉ちゃんに甘えるなどというシチュエーションに期待すると、ガッカリしてしまうのは確実だろうね。
では、普通の恋愛モノとしてはどうだったかというと、これまた微妙な出来だったりする。基本はラブコメということになるんだろうけど、ラブの部分はあまりにご都合主義というか、ご都合主義を通り越して超展開といってもよいくらい。さすがにこれではキャラに萌えることはできないなぁ。どちらかといえば、ショタな主人公が痴女に襲われるストーリーだと思っておいた方が良いだろう。コメの部分も同様で、アニメネタなどが多すぎて笑うに笑えない。まあ、あまりの超展開に思わず笑ってしまうというのはあったりするけど、どちらかと言えば乾いた笑いと言った方が良いものだし……。
©ナタ・デ・ココ
ストーリーがイマイチなら、ヌキゲーとしてはどうなのか? 残念ながらこちらも今ひとつという感じだ。このゲームではCGは差分抜きで90枚、イベントは37用意されているので、この点で文句はない。フルプライスのゲームとして十分なボリュームがあるといえる。だけど、なんといってもHシーンの尺が短い。主人公はやることはやってるんだけど、その描写が淡泊で、ヌキゲーとして実用に耐えるかというと疑問。さらにショタな主人公と年上のお姉さんというキャラクターなのだから、Hシーンでもヒロインに甘えるところとか、イチャイチャするところを見せて欲しいのに、出すもの出したらイベントは終了になってしまうのも物足りない。
主人公が女子校に入学してしまうという設定は、エロゲーでは定番ではあるものの、決して悪くなかった。ヒロインが全員お姉さん属性というのもアリだ。しかし、こうした設定やコンセプトを実際のゲームに活かせなかったのが、このゲームの最大の問題点だったんだろうね。システム面やグラフィックなどに問題はないので、CGが気に入ったならプレイしても良いか、というところかな。
攻略
選択肢は多くないものの、1つでも選択を間違えると違うキャラのエンディングに行ってしまうということが多い。特に「テスト勉強」の選択肢を選ぶと、先生コンビルートが確定してしまうので注意して欲しい。
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(by Suno)