母乳が染み出る愛娘・愛美「お父さん、私のミルクたくさん搾って欲しいの……」
オーバードーズ | Windows2000/XP/Vista/7 | 800x600 |
9240円(税込) | 1Play8時間 | 属性:娘、母乳 |
難易度:8 | 2010/11/19発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
母乳が出るようになった娘との愛欲生活
妻を亡くして以来、男手一つで育ててきた愛娘の仁山愛美。優しく、美しく育った娘は主人公の自慢だったのだが、ある日、その愛美が胸を押さえて倒れてしまう。心配する主人公に愛美が打ち明けたのは、実は彼女は母乳が出る体質だということだった。母乳が溜まって苦しむ娘を助けるため、主人公は愛美の胸から母乳を絞り出すことに。やがて2人は父娘の一線を越えてしまい……。
©オーバードーズ
最初に言ってしまうと、このゲームには語るべきストーリーはないといってよい。プレイヤーの選んだ選択肢に対応する細切れのエピソードが出てくるだけで、ゲーム全体として見ると、たいした物語はないんだよね。これはメインヒロインである愛美はもちろんのこと、サブヒロインである木之下由香里、高藤魅羽も同様。特に魅羽の場合は、父親と何か確執があるように匂わせる台詞があるにもかかわらず、そのことはスルーされたままエンディングを迎えてしまうので、やや違和感を覚える。また、欠点ということではフラグ管理の甘さも目に付く。愛美のイベントとサブヒロインのイベントを並行して進めていると、主人公の矛盾する行動が目に付いてしまうんだよね。さらにシステム面でいえば、立ちキャラの胸や唇をクリックすると、会話の流れを無視してキスシーンや搾乳シーンが始まるというシステムもちょっと微妙かも。真面目な話をしていたのが突然搾乳を始め、搾乳が終わると何事もなかったかのようにまた話を再開するわけで、これはかなりシュールだ。
でも、実際にこのゲームをプレイしていると、そんな些細な欠点なんてどうでもいいと思えてしまう。その理由は、ヒロインの仁山愛美が凄く可愛く描かれているから。愛美のキャラクター設定は、素直で優しく、とにかくお父さんが誰よりも大好きというもの。これはどんな選択をしようと、ゲームスタートからエンディングまで変化しない。意外性とかは全くないわけだけど、Hシーンはもちろんのこと、何気ない日常会話まで凄く可愛いんだよね。本作の主人公とヒロインの関係は実の父娘なわけだけど、一般的に近親相姦を扱ったゲームだと、その関係の背徳感などが物語の軸になることが多い。けど、本作ではあまりにも甘いイチャイチャが繰り広げられるおかげで、インモラルさもあまり感じられないしね。まあ、背徳感をあまり感じられないという点に関しては評価が分かれるところなのかもしれないけど、ここまでヒロインを魅力的に見せることができるのなら、これもアリなだなぁ、と。
©オーバードーズ
Hシーンはといえば、CGは差分抜きで80枚。これは価格相応といったところだろう。イベント数は63となっている。ただし、このイベント数は回想モードに登録されるもののみで、実際には登録されないイベントもあるので、さらに数は増えることになる。数が多いことに加え、イベントの尺も長めなので、肉感的なCGとあわせてHシーンの満足度はかなり高いといってよいんじゃないかと思う。もちろん、ほとんどのイベントがこのゲームのウリでもある母乳付きだ。母乳も結構派手に飛び散るので、母乳プレイ好きな人はより楽しめるんじゃないかな。また、プレイヤーの選択によってH時の愛美の反応が「ラブ」、「小悪魔」、「誘いM」の3つに変化するのもポイント。どのパターンになっても、愛美が主人公を好きで堪らないという点は変化しないものの、イベント内容は大きく変化するので、プレイしていてかなり楽しむことができたね。
オーバードーズ作品というと、『美脚性奴会長 亜衣「こ、この変態! 私のタイツになんてことを……!」』や『ズブ濡れの義姉・香澄「私の水着にそんな汚いもの、染み込ませないで!」』のように凌辱テイストの強い作品のイメージがあったんだけど、そのイメージを覆す純愛系作品だった本作。プレイするまでは不安もあったんだけど、実際の出来はなかなかのもので、今後もこの路線の作品を作って欲しいと思ってしまった。というわけで、オススメ度は☆4つ。インモラル系の物語を期待するとガッカリしてしまうかもしれないけど、ヒロインとイチャイチャするのが好きというプレイヤーにオススメしたい1本だ。
(by Suno)