孕ませ修学旅行〜そうだ、子作りに行こう〜

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孕ませないと進級できない!?

さまざまな分野に特化した学園が乱立している世界。その中でも主人公の通う「孕ませ学園」は性教育の専門家を育成するため、孕むことを専門に勉強する学園なのだった。中学年になって子作りの座学が終わった主人公は、いよいよ実践へと移ることになる。そして進級をかけた修学旅行へ参加することになった。後学年は子育て過程であり、孕ませないと進級することができないのである。幼稚園の頃から一緒に歩んできた幼馴染み3人と一緒に二白三日の孕ませ修学旅行へと出発するのだった。

©2010 softhouse-seal All Rights Reserved.

低価格作品でお馴染みのsofthouse-sealから発売された本作は、ストーリーからしてわかるようにバカゲーだ。幼馴染みの雪菜、葉月、花音の3人と共に、バスガイドで性知識豊富なお姉さんすみれの案内で胸�ｷ・マラを旅行することになる。修学旅行で最初の行先は、処女喪失の痛みがなくなる御利益があるといわれる破瓜寺。ここで3人の処女を頂いて孕ませ旅行の開始だ。感覚が普段の二乗になる二乗城や巨乳になる乳房寺など妙な力の働くスポットが用意されていて笑わされてしまう。そんな発想どこから出てきたって感じの展開で楽しませてくれるんじゃないかと。

ヒロインは、僕っ娘で好奇心旺盛なアクティブな雪菜、みんなの世話役でＭ属性持ちの恥ずかしがり屋な葉月、ロリ体型がコンプレックスのツンデレな花音がメインで、3人にはそれぞれ個別エンディングがあり、ハーレム展開も用意されている。バスガイドのすみれはサブキャラで途中でＨシーンがあるもののエンディングはないので、すみれが気になる人は注意しよう。Ｈは各ヒロイン5回で、複数プレイが2つとハーレムENDでひとつ、すみれが2つとなっている。

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Ｈシーンは訪問先のおバカな特長を活かした展開で楽しませてくれるが、葉月のルートではフタナリ化した雪菜に葉月が犯られてしまうシーンがあるので、その部分だけは好みが分かれるところだと思う。ヒロインを独占したい人にとってはマイナスだろうし、フタナリが嫌いな人もいるだろうから。本作のような設定の作品では中途半端にそのような要素を盛り込まないほうがよかったんじゃないのかな？

おまけのほうはCGモードと回想がそれぞれ20用意されていて、コストパフォーマンス的にはそこそこといったところ。Ｈシーンはアニメーションありのものもあるから、そのぶんだけお得感はあるはずだ。ただ、アニメに切り替わる際にやや違和感があるので一概にはアニメはよいとはいえないかも。

まあ、不思議な展開が起こるバカゲーを期待している人ならば本作はまずまず楽しめる作品だと思う。難易度も高くないから、お手軽に遊べるしね。思っていたよりも楽しめたから、あっさり終わってしまうのが残念だった。自分は十分堪能できたから価格帯がワンランク上になってもいいからイベントを増やしてほしかったなぁ。ただ、誤字が目についたのが残念なり。

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（by 伊織舞也）