デブプラス

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ぽっちゃり彼女の贅肉を味わい尽くせ！

主人公の骨川敬司は、ある日同級生の山本凛々花に「あなたが好きなの……付き合って下さい」と、突然告白されてしまった！　女のコに告白されたのは嬉しかったが、彼女は横綱級のおでぶチャン。体重103kgの巨漢で、彼女を異性として見たことはなかった…。しかし、顔を真っ赤にして瞳を潤ませ、贅肉を震わせながら恥ずかしがる彼女を見ていると、なかなか愛嬌があって悪くない。迷った挙げ句、彼女の告白を受け入れ付き合うことに決定！　こうして始まった二人の交際は、いったいどんな結末を迎えるのだろうか？

©VALKYRIA

まずは低価格ソフト恒例のボリュームチェックからいきまっしょい。基本CG24枚、回想25シーンという構成は、価格相応って感じだね。エンディングも4種類あり、テキスト量も不満のないレベルだ。低価格ソフトとしてのコストパフォーマンスは悪くないが、問題となるのはゲームの方向性というかＨの属性だろうね。本作は超マニアックな「デブ少女」をヒロインに抜擢しており、正直そっち方面の趣味を理解できない人は、ヌキ所は皆無と言っていい構成なのねん。ヒロインがダイエットし、美人になってご奉仕するような展開はない。むしろ、出会ったとき以上にデブになる展開があるぐらい。贅肉に覆われた身体を愛せる人限定の作品だ。

豊満な肉体を誇るおでぶヒロインとのＨは、かなり衝撃的でカルチャーショックを受けるね。爆乳を使ったパイズリに加え、お腹の肉を寄せて挟む「腹ずり」や、お尻の割れ目に挟む「尻肉ずり」、おへそに突っ込む「ヘソずり」など、全身の贅肉を無駄なく使うご奉仕プレイは、ノーマル体型のヒロインにはできない奇跡のＨ。これらのシーンで抜ける抜けないは別問題として、見た目のインパクトは絶大で新鮮さは抜群だね！　おでぶマニアな人がこういうＨを希望してるのかは不明だが、少なくとも今までおでぶに興味のなかった拙者は、「こういうＨも悪くないかも…」という気持ちにはなった。最近のエロゲーはマンネリ気味なんだよなぁ〜と思ってる人は、新たな性癖の扉を開けるチャンスだと思うよ。

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ストーリーは大きく分けて２ルートある。1つは、おでぶの魅力に完全に目覚め、凛々花とラブラブな関係を築いていくハッピールート。もう1つは、やっぱりスレンダーな彼女がいいと思い直し、凛々花の身体を散々もてあそんで捨ててしまう鬼畜ルートだ。鬼畜ルートはかなりドイヒーな展開ゆえ、凛々花に同情しちゃって気が萎えちゃうね。凛々花の「捨てられたくない」という気持ちを利用し、ハードSMプレイを施すのはアリだけど、あんな無惨な捨て方はナシだよ…。すごく後味が悪い。おでぶの魅力を伝えるゲームなのだから、おでぶを全否定するような結末を描く必要があったのだろうか？　個人的には、ご主人様とペットという関係でもいいけど、愛のある主従関係を描いて欲しかったなぁ。というワケで、好き嫌いのハッキリ分かれる作品なので、万人にはオススメしにくいが、エロゲー史に残るマニアックな作品であることは間違いない。おでぶ好きなら★4個以上、興味ない人は★2個以下って感じのオススメ度でやんす。

   使い方

攻略

おでぶを肯定する系の選択肢を選んでいればハッピーエンドへ、否定すると鬼畜エンドとなる。分岐ポイントはハッキリ分かると思うよ！

（by イ・ヤン提督）