聖皇女クラウディア

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捕らえたバルキュリアを徹底調教

傭兵であったベルゼは、バルドの皇女・クラウディアに破れ、彼女の情けによって命を救われた。その屈辱を晴らすため、ベルゼは国王にまで上り詰め、バルドを攻め滅ぼした……。クラウディアとその従者2人を捕虜としたベルゼは、かつての復讐のため、3人のバルキュリアに過酷な調教を加えていくが……。

©BLACK PACKAGE TRY

ベルゼが国王になりクラウディアたちを捕虜にするところまではあっさりと語られ、あとはひたすら3人のバルキュリアを調教、凌辱していくという作品。ぶっちゃけた話、ストーリーはたいしたことはないかな。特に捻りやどんでん返しがあるわけでもないしね。あえてあげるとすれば、ベルゼが酷いことをするのはクラウディアたちだけで、それ以外は至ってマトモってことだろうか。ベルゼは暴君と言われているわけだけど、デスクワークは嫌いだと言いつつ勤勉に働いているし、部下や国民には寛容、民は国の礎という信念の元、国民の生活を第一に考えた政をしているんだよね。暴君と言うより、むしろ名君に近いんじゃないだろうか。復讐のためにクラウディアを凌辱する主人公と、名君としての主人公のギャップが面白いな、と。

とは言うものの、やっぱりこのゲームの見所と言えば誇り高いバルキュリアへの凌辱シーンだろう。では、その出来はどうかと言えば、これは十分に合格点だと思う。まず気に入ったのが、体は感じまくっていながら、精神は必死に抵抗しているというのがきちんと描かれていたこと。このゲームでは1つのルートで見ることのできる調教シーンは5〜6くらいなんだけど、最初の2つくらいは体は感じているけど非常に反抗的、中盤の2つくらいは精神的にもぐらつき始め、最後の2つくらいで精神的に陥落するという段階を踏んだイベントになっている。この手のゲームはいかにして気位の高いヒロインを陥落させるかという過程が重要だと思っているので、きちんとその過程を描いているのは高評価だね。

©BLACK PACKAGE TRY

イベントの内容的にはファンタジー世界が舞台ということもあって、怪しげな薬やら触手やらのオンパレード。かなりむちゃくちゃな内容のものも多いんだけど、舞台設定を考えれば、これもアリかと。乳房やアナルに催淫効果のある寄生虫を植え付けたり、サブヒロインをフタナリ化したり、アナルから入り込んだ触手が口から飛び出したりと、エグイものも多い。もっとも、このゲームに興味を持つ人であれば中途半端なヌルイ調教では満足できないだろうから、これはこれでOKでしょう。天野雨乃氏原画のCGもクオリティは高いし、モザイクも小さくて必要最小限なので、満足度は高いね。

ちょっと気になったのが、やたらと暗いCGがあること。プレイヤーの環境にもよるだろうけど、せっかくのCGが見えにくくなってしまっていることがある。それからスカトロシーンも多めなのだけど、これは一切モザイクはかからないので、好みは分かれてしまうかもしれない。好みが分かれると言えば、登場ヒロインが全員熟女なのも好みが分かれるところかな。なおCGは差分抜きで93枚、イベント数は40となっている。ボリューム的にはフルプライスのゲームとして、満足のいくところだろう。少々気になる点はあったものの、熟女好き、ファンタジー世界の凌辱好きなら十分に楽しめる内容だと思う。ただ、このゲームならではという突き抜けた部分もないので、オススメ度は☆3つ。これまでのBLACK PACKAGE作品が好きだった人なら、ハズレと感じることはないだろうね。

   使い方

攻略

性器、胸、アナルのどこを中心に調教するかでルートが3つに分岐する。ただし、クラウディアを捕虜にするまでの選択肢でゲーム中盤以降の展開が変わってしまうことがあるので、戦闘中でのセーブも忘れずに。

（by Suno）