双淫セレブ妻~狂乱の果て~
ZION | WindowsXP/Vista/7 | 800x600 |
パッケージ版:3990円(税込) | 1Play3時間 | 属性:人妻、陵辱 |
難易度:2 | 2012/1/27発売 | オススメ:☆☆☆ |
主人公最後のセレブ妻調教が始まる
前作『淫欲セレブ妻2~恥辱制裁~』で依頼を受けて道明寺凜子を調教し、その見返りとして巨万の富を得た主人公。だが、主人公の心は空虚なままだった。そんな目的もなくさまよい歩く主人公が出会ったのが、新たなセレブ妻・東雲君華だった。君華を自分のための奴隷すべく計画を練る主人公。君華の双子の妹・天王寺茉莉華を巻き込んで、最後の調教が始まる!
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2008年発売の『凌辱セレブ妻~屈辱!! 肉奴隷への堕落~』、2011年発売の『淫欲セレブ妻2~恥辱制裁~』に続くセレブ妻シリーズの完結編。1作目は復讐のため、2作目は依頼を受けてビジネスのためにセレブ妻を調教したわけだけど、今作では自分専用の牝奴隷を作るために調教することになる。シリーズ完結編とはいうものの、主人公以外に過去作と共通の登場人物はいないし、前作までを知らないなら知らないで問題はないでしょう。なので、今作をプレイして興味が出てきたら、前作までをプレイしてみるくらいの気持ちで良いんじゃないかな。ゲーム的には前作までと比較して非常にシンプルになっていて、難易度は大幅に下がった。ここはもう少しシナリオ分岐を作っても良かった気もするかな。
物語は東雲君華に接近するために掃除夫として屋敷に入り込み、そこで君華の双子の妹・天王寺茉莉華に出会うという流れ。前作までのメインヒロインは傲慢で鼻持ちならないキャラとして描かれていたけど、今作のメインヒロイン・君華はそれとは正反対の穏やかで心優しいキャラとして描かれている。その分、妹の茉莉華は真っ黒なキャラになっているわけだけど、このキャラ設定が最後までブレなかったのは良かった。前作ではヒロインの悪女っぷりが中途半端だったと書いたけど、今作では人間の善良な部分と黒い部分を2人のキャラクターに分けてしまったことで、キャラがしっかりと立つようになったのかなという気がする。ただ、そのせいで君華ルートでは前作までにあった高慢なヒロインを陵辱し屈服させるというカタルシスを感じにくくなってしまっているのは残念。まあ、それは茉莉華ルートでしっかりと味わえるから問題ないといえば問題ないんだけどね。また、君華は女として魅力的な妹にコンプレックスを感じていて、茉莉華は優等生な姉にコンプレックスを感じているという設定も良かった。この設定のおかげでハーレムルートでは、姉と妹がお互いに張り合って、Hがエスカレートしていくんだよね。
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HシーンについてはCGが差分抜きで37枚、イベント数が22と、前作よりさらにボリュームアップしている。ただし、イベントはCG付きであればHイベント以外も回想モードに登録されるシステムなので、実質的にはイベント数は17と考えて良いだろう。君華ルートでも茉莉華ルートでも同様なのだけど、体は感じながら心は堕ちないように必死で抵抗するというのが素敵だ。君華は夫以外とのHで感じることに罪悪感を感じ、茉莉華はゴミの様な男に感じさせられてしまうことにプライドを傷つけられてという違いはあるけど、いずれにしてもHをして即堕ちとならないところが良かったな、と。ちょっと気になったのが、茉莉華に虐げられた男たちを集め、ヒロインを輪姦させるイベントがあること。今回の主人公は自分専用の牝奴隷を作るために調教をしているわけだから、調教はあくまで主人公だけで進めてほしかったなぁ。まあ、輪姦イベントが好きな人もいるわけだし、そうした人にとっては美味しいイベントなんだろうけどね。
細かい部分をつつけば不満点もあったけど、熟女系ヌキゲーとしては実用的な作品だったんじゃないだろうかというのがプレイを終わっての感想。というわけで、オススメ度は☆3つとしたい。シリーズは終わってしまったけど、これならZIONの次回作にも期待して良いかなと思わせてくれる出来だった。できるなら、次はフルプライスで陵辱やヒロインが堕ちていく過程をじっくり描いてほしいな。CGのクオリティは高いのだから、フルプライスでも十分に戦えると思うしね。
攻略
選択肢は1回だけなので、迷うようなところはないはず。君華エンドと茉莉華エンドを見た状態で最初からプレイすると、「二人まとめて」という選択肢が追加されるので、これを選べばハーレムエンドだ。
きみかを脅迫 |
【君華エンド】 |
まりかを脅迫 |
【茉莉華エンド】 |
(最初からプレイ) |
二人まとめて |
【ハーレムエンド】 |
(by Suno)