淫術の学園

邪眼を使って女のコを性の虜にしてしまおう！

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呪術師によって異次元に封印された淫魔シンは、悪戦苦闘の末、ようやく人間界に戻ってくることに成功した。しかし、呪術を完全に解除できたわけではないので、人間界に滞在できるのは二週間だけ…。再び異次元に閉じこめられたら、十年ほど充電期間を設けなければ人間界には戻って来れないのだ。こうなったら、十年分の精気を二週間で補充するしかない！　伝説の淫魔シンには、女性を意のままに操れる淫術「邪眼」の能力がある。邪眼の力で極上の女たちを性の虜にし、新鮮な精気をたっぷり吸収しちゃおう。淫魔シンの狩り場は由緒ある名門校。汚れを知らぬお嬢さまたちを毒牙にかけ、我が世を謳歌するのだ！

本作はミドルプライス帯のソフトだが、残念ながらコストパフォーマンスはよろしくない。基本CG40枚、回想23シーンという構成は、ボリューミーな低価格ソフトと同レベル。税込5040円で売るのならば、CG50枚オーバーは最低限確保してもらいたいな。CGがやや少なめでもテキスト量が豊富ならOKだけど、ストーリーもコンパクト仕様。1プレイ1時間程度で終了してしまう。コストパフォーマンス重視の人には、ちょっとオススメしにくい作品だね。

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ゲームシステムはオーソドックスなコマンド選択のAVGで、何の違和感もなく遊べるのだが…。画面の表示法には多いに不満がある。フルスクリーンで遊んでいる時にシステムメニューを呼び出しセーブ＆ロードをしようとすると、強制的にフルスクリーンが解除されちゃうのねん。で、セーブ＆ロード終了後にシステムメニューを閉じると、再び画面が明滅してウィンドウ化したゲーム画面がフルスクリーンに…。CG回収するためセーブ＆ロードしようとしたら、画面がチカチカしすぎてイライラ感MAXだ。世の中フルスクリーンで遊ぶユーザーもいるのだから、ここら辺は改良すべき余地が多いにあると思う。

さて、ゲーム本編だけど、Ｈシーンは悪くないのだが、ちょっと感情移入しにくいかな？　Ｈイベントが数珠つなぎ状態で発生していくのは良いのだけど、主人公とヒロインの会話シーンが少ないため、結果的に感情移入する暇がなかった感じ。もう少しヒロインの魅力を伝える会話パートを増やし、物語にメリハリをつけても良かったと思う。Ｈシーンが淡々と発生し、数回Ｈすると無難な結末を迎え終了しちゃうので、女のコを支配できたときの達成感的なものはチョイ感じにくかったでござる。

というワケで、ミドルプライス作品としてはボリュームが標準以下なので★2個評価となったけど、Ｈシーンそのものの完成度は低くはない。邪眼で女のコを意のままに操るＨは、拙者の好きな催眠陵辱チックで萌え指数は高め。触手調教もフォローしてたのも個人的には◎だ。野外Ｈから乱交、ハーレムＨも収録しており、淫魔系作品に必須ともいえるＨは手堅く抑えてる感じ。ボリューム不足さえ改善できれば、今後の活躍が期待できそうな新ブランドだと思う。次回作に期待したい。

攻略

   使い方

フルスクリーンでセーブ＆ロードをすると、かなりウザイことになるのでウィンドウモードでプレイしよう。二択で正解を選ぶとＨシーンがその場で発生するシステムなので、Ｈシーンの見落としなどは基本発生しないハズ。乱交の組み合わせパターンを回収するだけでOK！

（by イ・ヤン提督）

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