凌母さゆり〜未亡人の淫落奉仕〜

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寮母に襲いかかる欲望まみれの独身男たち！

未亡人さゆりの娘は寮母の仕事をしていたが、過労のため突然倒れ入院してしまった。独身寮の住人たちは生活に支障が出るのは困るので、母親のさゆりが娘の代わりに仕事をして欲しい、と頼み込んできたのだった。彼らの申し出を断り切れず、臨時の寮母として独身寮へ赴くことになったさゆりだったが、これは彼らの仕組んだ巧妙な罠だったのだ！　歓迎会に招待され、強引にお酒を飲まされたさゆりは、眠っている間に拘束され凌辱されてしまう……。自身の恥ずかしい姿を撮影され脅迫されたさゆりは、それでも警察に訴えようとするが、娘の凌辱シーンも撮影されてることを知り、彼らの脅迫に屈してしまう。はたして、独身男性の溢れんばかりの性欲を、さゆりは処理しきれるだろうか？

©アメノムラクモ

まず低価格ソフト恒例のボリュームチェックからいきっしょい。基本CG10枚、回想9シーンという構成は、ハッキリいってボリューム不足だ。パッケージ版が2415円もするのなら、最低でもCG20枚の大台に乗せてくれないと納得できないね。もしくは価格を今の半額ぐらいに設定してくれないと、ちょっとオススメしにくいなぁ。エンディングは2種類あるが、共通ルート部分が大半を占めるためテキスト総量も多くはない。まぁ、原画が非常に魅力的なので、Ｈシーンのパンチ力はかなりある。「エロゲーは量より質だ！」って断言できる人にはオススメできるけど、それ以外の人には厳しいかな。

ストーリー展開は王道中の王道で、凌辱→脅迫→いいなり状態→性奴へ堕落、という流れで進んでいく。途中さゆりの娘まなみをどう絡めるか期待してたのだが、エンディングで1度登場するだけ。もうちょっと母と娘を絡めたストーリー＆イベントが欲しいところ。というか、その要素をガッツリ入れれば、普通の低価格ソフトのボリュームになったと思うのだが……。また、CGの絶対数が少ないので、Ｈシーンのバリエーションが少ないのも残念なところ。オーソドックスな輪姦シーンがあるだけで、マニアックな責めは裸エプロンに野菜を挿入するぐらいかな？　イベントが少ないなら、せめて母乳を噴き出すCG差分を投入するとか一工夫欲しいところだ。

あと、個人的にちょっと気になったのは、さゆりの独白部分の描写。例えば「私が一番心配すべきは娘の病状。寮生のことは二の次だ」のように、語尾が断定口調になってるセリフが多いため、なんか違和感があるんだよね。女性の心理を描くのなら、語尾も普段の女性口調に統一した方が読みやすいと思う。断定口調で書くなら、「私」という主語を使用せず、ナレーション風に処理した方が自然に読めるんじゃないかな？　まぁ、ゲーム中盤になると慣れちゃうので、致命的なマイナスポイントではないけどね。というワケで総論としては、原画のクオリティはメチャ高いけど、コストパフォーマンスの悪さが足を引っ張り、残念ながら評価は★2個。原画がモロ好みだっただけに残念ッス。

   使い方

攻略

選択肢が2個しかないので攻略は簡単だ。エンディングはラストの二択で決まる。

（by イ・ヤン提督）