魔物娘との性活〜アルラウネの場合〜
Vanadis | Windows2000/XP/Vista/7 | 800x600 |
2940円(税込) | 1Play4時間 | 属性:魔物娘、触手、純愛 |
難易度:3 | 2010/4/16発売 | オススメ:☆☆☆ |
愛があれば種族の違いも乗り越えられる!?
最愛の恋人を亡くしてから二年が経過したある日、主人公・レイクは、彼女のお墓の前で大きな花の蕾を発見する。周囲の花は咲いてるのに、不思議とこの蕾だけは開花する気配がない……。そんな蕾を哀れんで水をあげたのだが、翌日になってビックリ! なんと、蕾のあった場所から女のコの首が出ていたのだ!! しかも、この首は主人公のことを「とと様」と呼び、妙に懐いてくるのだった。事情を聞いてみると、どうやら彼女の正体は魔物アルラウネで、主人公の恋人の血を吸収し成長したらしい。主人公の恋人から誕生したので、彼女は主人公の娘といワケだ。娘として認めていいのか微妙だったが、自分のことを慕ってくれるアルラウネに妙な親近感を覚えた主人公は、彼女を畑から掘り出し自宅に連れ帰るのだった。はたして、亡き恋人から生まれた魔物との同棲生活は、どのような結末を迎えるのだろうか?
©Vanadis
まずは低価格ソフト恒例のボリュームチェックからいきまっしょい。基本CG31枚、回想19シーンという構成は、ギリ合格って感じかな。2000円だったら十分満足できるのだが、2940円ならばもう一声CG枚数が欲しいところ。31枚のイベント絵のうち、4枚はお笑いイベント用のCGなんで、ヌケるCGは30枚を下回ってしまうからね。ちなみに、エンディングは2種類しかないが、1プレイの尺が結構長めになってるのでテキストのボリュームに対しては大きな不満はない。むしろ、ボリュームは平均的なれど、低価格ソフトでは珍しいホロっと泣かせる感動的なシナリオに仕上がっているので、ストーリーの完成度は高く評価したいな。
さて、本作のオススメ度なんだけど、正直万人向けじゃないよね。というのも、肌の色が緑色というのは、生理的に無理って人も多いのでは? しかも、下半身は植物形状で、人間の女のコとは一線を画するスタイルだし……。メーカーのHPに「身体が花から生えている! そんな女の子をあなたは愛せますか?」という挑発的なキャッチがあるけど、まさしく男の度量というか勇気を試される作品だ。こういう変化球的な作品コンセプトは好きだけど、個人的には肌の色をノーマルでプレイできるようなモードを搭載し、ごく普通の趣味の人も遊べるようにしても良かったと思う。まぁ、モンスターの女のコ萌えな人なら、全然問題なく楽しめる作品だけどね。
©Vanadis
Hシーンも独特なテイストだね。アルルは主人公の精を吸収しないと衰弱しちゃうので、身体から生えてる蔦(触手)を使いながらHするのだが……。食虫植物に絡め取られた感覚に近いというか、普通のHとは違う快感があってGOOD! 触手で女のコを責めるHは腐るほど見てきたけど、女のコの触手でチンポを吸引される設定はかなりレア。触手大好きな拙者は萌えまちた。もちろん物語後半には、主人公の方がヒロインを抱くというノーマルスタイルも披露してくれるので、ヌキどころもバッチリご用意。ただし、下半身は二本足ではなく植物形状なんで、モンスターっ娘を愛せる人じゃないとヌクに抜けないと思うけど……。
総論としては、ヒロインのキャラ設定が特殊なんで、万人受けしにくい作品ではある。しかし、父と娘の関係から恋人関係に発展するプロセスや、亡き恋人とのエピソードなどを丁寧に描いており、誰が読んでもウルっとできる感動的なストーリーに仕上がっちょります。随所に散りばめられた笑いのエッセンスも丁度いい感じ。モンスターっ娘が生理的に無理じゃないのなら、是非遊んでもらいたい作品ッス。
攻略
怒るときは怒る、これがハッピーエンドへの秘訣だ。甘やかすとバッドエンドになってしまうぞ。あと、ハッピーエンドルートのラストの二択、わざと間違ってもOK。すぐにループして同じシーンに戻ってくれるので、バッドなオチを見てからハッピーを確認すよう。
ハッピーエンド |
☆セーブポイント |
きちんと説明する |
信じるに値する |
アルルを注意する |
ちょっとだけ注意する |
仕方がないか |
正直に告げる |
やんわり注意する |
サボるのは良くない |
注意する |
朝・昼の色 |
アルルの願いを聞く |
アルルを止める |
止められない… |
バッドエンド |
☆セーブポイントから |
甘やかす |
ちょっと疑わしい |
まぁ、良いか… |
アルルが元気になるなら良いか |
いや、さすがにそれはダメだろう |
誤魔化す |
ガミガミしかる |
たまにはサボるのも必要 |
まぁ、いいか… |
もちろん嬉しかった! |
ごめんなさい… |
任せてよ! |
(by イ・ヤン提督)