とらぶるHOME！〜義理の母と妹は恋敵〜

Twitter縺ｧ縺､縺ｶ繧�縺�

義理の母と妹に迫られる毎日

©LILITH

義理の母と妹と暮らす主人公は、日頃の勉強不足が祟って留年寸前になってしまう。そんな主人公を見て危機感を憶えた義母・岩屋澄香は、マンツーマンで勉強を教えることにする。ところが、母に主人公を取られると考えた義理の妹・岩屋倫も主人公の勉強を見ると言い出した。母と妹が主人公を取り合う、女の戦いが幕を開けた！

物語は勉強を繰り返すうちにＨをして、発生したトラブルを解決してエンディングという流れ。正直に言えば、物語的には特筆するものはないかな。発生するトラブルというのも予想の範囲内だし、もっと言うならトラブルから始まるシリアス展開は必要なかった気もする。公式サイトによれば、このゲームのジャンルは「ある日絶妙な三角関係が崩れて修羅場恋愛に発展アドベンチャー」となっているわけだけど、「修羅場」というのとはちょっと違うんじゃないかという気がするんだよね。基本的に母の岩屋澄香と娘の岩屋倫は仲がいいし、それは主人公を奪い合うようになってからも変わらない。ならば、修羅場を謳ったり、シリアス展開など入れずに、純粋に主人公を巡るラブコメ的な物語にした方が良かったんじゃないかと思うわけだ。

では、母と娘が主人公を奪い合うラブコメとして見た場合はどうかというと、まずまずの良作だと思う。なんと言っても、キャラクターが良い。攻略可能なヒロインは義母の岩屋澄香と義妹の岩屋倫の2人。義妹の倫は明るく元気で、いつでもストレートに好意をぶつけてくるタイプのキャラクター。そして、義母の澄香は年上でありながら純情で、でもＨでは乱れるというタイプのヒロイン。どちらも嫌味がなくて、素直に好感を持てると言って良いんじゃないかと思う。個人的には普段は清楚でありながら、Ｈではエロ全開の澄香が好みだったかな。攻略可能ヒロインが2人というのも、ゲーム全体のボリュームを考えればバランスが良いしね。そして、主人公も適度に優柔不断で、決めるべきところは決めるというキャラクターになっているので、プレイしていて違和感を感じることもなかった。ラブコメって、主人公の優柔不断の度が過ぎて、プレイしていてイライラすることも少なくないだけに、このあたりのバランスって重要だと思うわけですよ。

©LILITH

Ｈシーンに関しては、コストパフォーマンス良好。CG枚数は差分抜きで35枚、イベント数30というのは、価格を考えれば十分に健闘していると言って良いレベル。さらに、1つ1つのイベントの尺も長めに取られているので、満足感は高い。シチュエーションは和姦のみで、どちらかと言えばヒロインに迫られてＨになだれ込むというのが多めかな。また、ノーマルなＨの他に、コスプレ的なものが多いのも特徴の1つと言って良いかも。スク水、レオタード、スケスケのネグリジェ、全身網タイツ、学園の制服、ブルマとバリエーションがあって、プレイしていて楽しむことができた。あと、このゲームに限ったことではないんだけど、挿入シーンの断面図がエロくて良い感じだ。今では珍しくなくなった断面図だけど、LILITHの断面図はまさに「肉」っていう感じの断面図になっていて、これがなかなかエロい。カットインの演出なども多用されていて、ヌキゲーとしては実用に耐える内容だね。

「修羅場」を謳いつつあまり修羅場になっていない部分をマイナスして、実際にプレイした印象としては3＋といったところかな。満足度は十分なだけに、売り文句と実際のゲームがずれていたのはもったいなかった。というわけで、修羅場に過剰な期待をするとガッカリしてしまうかもしれないけど、ヒロインのキャラクター性、実用性を重視するプレイヤーにオススメしたい作品だ。

   使い方

攻略

澄香と倫のどちらに勉強を見てもらうかでルートが分岐するシステム。2人を均等に選べばハーレムルートに突入、と。ちょっとわかりにくいのが、澄香の全身網タイツイベントだろう。これはアダルトショップに入ったときに「しない」を選択し、その後のフェラで「フェラを止めてもらう」を選択することで見ることができる。「しない」を選んだ直後はイベントが発生しないため見落としやすいので、注意して欲しい。

（by Suno）