NACHTMUSIK 〜穢れし姫に淫獄の旋律を捧ぐ〜
muscadet | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
パッケージ版:9240円(税込) ダウンロード版:3990円(税込) | 1Play2時間 | 属性:調教、姫、女騎士、処女 |
難易度:4 | 2009/4/24発売 | オススメ:☆☆☆ |
Twitter縺ァ縺、縺カ繧縺
調教師として立派な隷嬢を育てられるか!?
アレクは王家のために貴婦人を調教することを生業とする王室調教師。ハーレムに入る前の高貴な姫たちを調教し、男を喜ばせるための技術を教え込み、奉仕する悦びを覚えさせるのが仕事だ。そんなアレクに送られてきた3人の姫君たち。主人公は調教師の助手とメイドを務めるミリィとともに姫たちを調教して、3人を姫から隷嬢へと作りかえていくことになる。無事調教を済ませて国王に献上することはできるのだろうか? それとも……!?
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純真無垢なフィリア、気高き誇りを持つアンジェリカ、慈悲深いアズサの3人の姫を調教していく作品だ。3人はいずれも男に奉仕するためにフェラやパイズリなどをさせられていく。フィリアは調教を美味く進めるための睦言に騙されて処女を捧げ、さまざまな調教を受けるが、フィリアに仕える近衛騎士セレスが姫を助けようと館に潜入してきて捕らえられ、主従愛を利用されて2人一緒に調教を受けるようになる展開もある。高慢なアンジェリカは媚薬と力によって蹂躙され、調教とともに従順になるよう躾られて気丈さを失いしおらしくなっていくさまを楽しめる。首輪をつけて雌犬散歩をさせられるアンジェリカは元の性格が性格だけにすばらしいね。アズサはほかの2人と異なり、一刻も早く調教を受けて王の元へ行きたいと考えている。祖国の窮状を救うための人柱となる覚悟があるわけだ。調教はその気丈な覚悟のほどを試すかのように羞恥や屈辱などを与えて調教を進める。
ゲームシステムのほうは1日1人の調教となっていて、3人の中から誰を調教するかを選んでいくことになる。期限内に隷嬢として仕上げられないとBADENDとなってしまう。4〜5回調教すると1回目の披露会となり、8回調教するとエンディングとなる。途中から調教とは別に選択肢が出現するようになり、その選択肢でセレスとミリィのHが発生する。セレスは4回、ミリィは3回Hすると彼女らのエンディングを迎える。ミリィは単独だが、セレスはフィリアとセットだったのでセレスが気に入っている人は単独のエンディングがないことに注意してほしい。調教ゲームとはいっても、細かいパラメータなどはないので、気軽に遊べる作品だと思う。エロさは思っていたよりもあるほうかな。
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システムまわりは画面下部のメッセージフレーム右側に「Q.SAVE」「Q.LOAD」「AUTO」「SKIP」「LOG」のボタンがある。右クリックすると画面上部に「SAVE」「LOAD」「CONFIG」「TITLE」「QUIT」「CLOSE」のボタンが出現するが、画面上部までマウスカーソルを移動させるのは手間だから使い勝手はあまりよいとはいえないだろう。「AUTO」「LOG」の代わりに「SAVE」「LOAD」を配置していてほしかったかな。バックログはマウスのホイールボタン回転から入るからねぇ。使用頻度を考えたらユーザーインターフェイス設計に少々問題があると思う。ちなみに気になる人が多そうなおまけは、CGモード枠が80個で回想シーンは53種類となっていた。
調教のバリエーションに富んでいるので、お姫様を調教して堕としたい人にお薦めしたい作品だ。ヒロイン像とストーリー展開が被らないような作りなので、最後まで展開を楽しめるのも嬉しい。また、調教の果てに壮絶なエンディングが待っているということもないため、痛々しい展開は好みじゃない人も安心してプレイできることだろう。ただ気を付ける点があるとしたら、姫を調教するという作品は少なくないので、似たような設定の作品を数多くプレイしている人には新鮮味が足りないと感じるかもしれないことかな。そうじゃない人ならばお薦めを+1してもいいかも?
(by 伊織舞也)