大阪クライシス〜姦楽街開発プロジェクト〜

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財政破綻寸前の大阪を救うための秘策ここにアリ!?

©つるみく

主人公の倉嶋蓮司は、財政破綻寸前の大阪を救うために設立された【大阪再開発事業局】の局長を務めている。この組織の活動は公にされていないが、その権限は強大で超法規的な活動も許されていた。そんな彼らに与えれた今回の仕事は、「大阪に日本最大級の歓楽街を作るため、そこで働く従順な牝奴隷を調達せよ」というものだった。不況知らずの風俗産業に力を入れれば、大阪の税収アップも間違いなし!?　大阪の未来を切り開くため、極上の牝奴隷を調教しよう。

このゲームは、ハードな陵辱シーンに定評のある“つるみく”が手がけた作品で、鬼畜ファンの期待を裏切らない過激な調教がたっぷり描かれている。輪姦や浣腸、ピアッシングやフィストファックなど、痛々しいドイヒーな調教のオンパレード！　孕ませ調教ももちろんアリ。処女喪失シーンも生々しく描いているので、乙女の絶叫が大好物な人にはたまらんですな。拙者的に嬉しかったのは、肉体的ダメージを与える調教だけでなく、精神的なダメージを与える調教も充実してたこと。公衆便所に拘束し、1回100円の中出しプレイで小銭を稼がせておきながら、「精液まみれの薄汚れた小銭はいらない」と吐き捨て、辛い思いに耐えヒロインが稼いだお金を全額便器に流しちゃう非情さ…。こりゃ、かなり凹む仕打ちですぜ。主人公が「好青年」という表の顔と、「極悪非道な局長」という裏の顔を使い分け、血も涙もない調教を施していく姿は一見の価値があると思うよ！

©つるみく

あと、調教シーンでポイント高かったのが、大阪という地域にこだわり、ヒロインのセリフを関西弁にしたこと。普段聞き慣れない関西弁で拒絶・抵抗のセリフが発せられると、妙に新鮮に聞こえて萌えるね！　おまけモードにスタッフの開発秘話が収録されたてけど、かなりリアルな大阪弁を追求したらしい。また、野外調教時に描かれてる背景なども、大阪ならではの名所・名物を活かしてるので、関西出身の人は思わずニヤリとするようなシーンも多いと思う。ただ、これらのこだわりって、もしかしたら大阪人にしか分からない部分かもしれない。関西人ならニヤリと出来るが、関東人だと何も気が付かずスルー…。プレイヤーの出身地の違いで、本作に対する評価は微妙に変わってくるかも？

物語やＨの満足度は◎だと思うけど、システムにはマイナス評価な部分がある。それはCG差分の回収がかなり面倒なこと。一般的なゲームの場合、本編で中出し・外出しなどの差分を回収しなくても、回想をリプレイすればCGモードに登録できる仕様が多い。しかし、本作は本編中で見ないとNG。射精場所の差分回収だけならさほど苦にならないのだが、ピアスの有無や微妙なバージョン違いのＨ＆エンディングが無数にあり、CGを制覇するのが結構大変！　1シーン125/125という大量のCG差分があるＨも…。CG差分を大量投入すると臨場感がアップするので、演出としては歓迎すべきモノなのだが、もう少し簡単にCG差分を回収出来るようにすべきでは？　というワケで、CG制覇するのが厄介なシステムは拙者的にはマイナスだったけど、ゲーム本編は十分満足できる仕上がりでした。鬼畜調教ゲーらしい極悪非道なＨを楽しめるので、ハードでダークな調教が好きな人にオススメしたいッス。

（by イ・ヤン提督）