淫らな車窓から
PuzzleBox | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
ダウンロード版:2940円(税込) パッケージ版:3990円(税込) | 1Play1時間 | 属性:痴漢 |
難易度:3 | ダウンロード版:2009/2/13発売 /パッケージ版:2009/1/30発売 | オススメ:☆☆☆ |
Twitter縺ァ縺、縺カ繧縺
痴漢から始まる3つの物語
©PuzzleBox
首都圏と郊外を繋ぐとある私鉄。他の路線と同じように、この私鉄もまたラッシュアワーの殺人的混雑に悩まされていた。そして、この私鉄を利用する、3人の女たち。首都圏の会社に勤めるOL・笠屋千鶴、おとなしい女子学生の三雲亜矢、亜矢のクラスメートの水島茉莉乃。3人は痴漢に遭い、それをきっかけに彼女たちの日常は変わっていくのだった……。
痴漢をテーマにしたゲームは、過去にいくつもあった。そうしたゲームの多くは、ヒロインを痴漢し、最終的には陵辱するのが目的だったりする。もちろん、エロゲー的にはそれで正解だし、そのことについて文句を言うつもりもない。けど、それって、あまりにもリアリティがなさ過ぎないか? 混雑した電車の中で女のコを犯したりしたらさすがに目立つし、周囲の乗客も騒ぎ始めるだろう。まあ、エロゲーのお約束取と言ってしまえばそれまでなんだけど、そうしたお約束を廃したのがこのゲームだ。
このゲームでは、基本的に電車の中ではそれほどハードな行為は行わない。せいぜい、胸やお尻を触ったりという程度だったりする。一応、電車の中でヒロインが陵辱されるというシーンもあるけど、その場合は周囲の乗客が異変に気づき、最終的に犯人は逮捕されてしまう。ある意味、リアルな物語と言えるんじゃないかと思う。もちろん、痴漢に触られてヒロインが感じてしまったりと、完全にリアルというわけじゃないけど、そこまで言ってしまうとエロゲーとして成り立たなくなってしまうからね。痴漢に触られ、ヒロインがしだいに感じていく……というのをヒロイン視点で描き、エロさを演出するというのが本作の狙いだったんだろう。けれど、狙い自体は悪くないものの、それをやるには低価格ソフトでは尺が足りなかったんじゃなかろうか。
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実際にプレイしていると、前戯が終わった段階で電車が駅に到着してしまい、イベント終了……というパターンが多いんだよね。プレイヤーとしては、不完全燃焼というか、物足りない思いがしてしまう。もちろん、ゲーム中には本番もあるんだけど、それは痴漢の正体があきらかになり、ヒロインと心を通わせあってから。それなら痴漢に拘る必要もないわけで。お約束にはお約束の意味があったんだなぁ、と思ってしまった次第。せめてフルプライスのボリュームがあれば、ヒロインの心情とかをもっと深く描写することもできるから、印象も変わったんだろうけどね。あるいは、このゲームは3人の女のコを主人公としたオムニバスなんだけど、主人公を1人に絞って、イベントを集中させるというのでも良かったかも。
ただ、痴漢ゲーという部分に拘らなければ、CGは差分抜きで39枚、イベント数は36用意されていて、価格相応のボリュームがあるので、決して地雷というわけでもない。正体のわからない男に触られ、しだいに感じていくヒロインというシチュエーションが好みに合うなら、楽しめるんじゃないかと思う。その点ではプレイヤーを選ぶゲームという印象かな。低価格ソフトとしては、シナリオの分岐などもしっかりと用意されているので、その点をプラスしてオススメ度は☆3つ。CGが好みで強烈なエロを求めているわけじゃないという人なら、プレイしてもいいんじゃないかと。
使い方
攻略
選択肢を間違えると、即バッドエンドになってしまうことが多い。ただし、バッドエンドにも専用のCGが用意されていることが多いので、セーブをしてからバッドルートを改修しよう。
Chizuruで開始 |
胸を揉む |
☆セーブ1 |
下着の中に手を入れる |
【バッドエンド】 |
☆セーブ1から |
尻を撫でる |
胸を揉む |
☆セーブ2 |
オヤジを捕まえる |
☆セーブ3 |
痴漢のことを訊いてみる |
【千鶴エンド】 |
☆セーブ2から |
いっしょに痴漢する |
【バッドエンド】 |
Ayaで開始 |
股間をまさぐる |
《イベント終了までプレイ》 |
Ayaで開始 |
胸を揉む |
☆セーブ4 |
声をかける |
【バッドエンド】 |
Marinoで開始 |
尻を触る |
☆セーブ5 |
相談しない |
【アナザーエンド】 |
(by Suno)