おさわり痴漢列車

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痴漢の冤罪事件に巻き込まれた男が復讐を誓う

©RED-ZONE/シャルラクプラス

痴漢の冤罪事件に巻き込まれ、会社をクビになってしまった主人公。じつは主人公に痴漢の罪をなすりつけ窮地に追い込んだのは、職場の同僚であり女性上司の杉田祐璃と、彼女の妹楓璃の二人だった。常日頃から主人公のいい加減な仕事っぷりにイライラしていた祐璃は、主人公がクビになったと聞き祝杯を挙げんばかりの勢いで喜んでいたのだ……。無実の罪をなすりつけられ全てを失った主人公には、杉田姉妹への復讐心しか残されていなかった。憎っき姉妹を辱めるため、本当の痴漢となって彼女たちを追い詰めるのだ！

まずは低価格ソフトなので、気になるボリュームからチェックだ。基本CG22枚と回想16シーンという構成は、ちょっと割高な印象を受けるね。Ｈシーンにはアニメーション演出を入れ、それなりに頑張ってるけど、価格を考慮するとCG30枚以上は欲しいところだ。ヒロインが1キャラしか登場しないなら、CG20枚弱でも十分調教過程を描けると思うが、本作は祐璃と楓璃が丁度半々でイベントを分け合っている構成。しかも、合体シーン以上にお触りCGが多いので、絡みの濃厚さもやや淡泊に感じたッス。

©RED-ZONE/シャルラクプラス

ゲームシステムは、見る・触る・舐めるなどのアイコンを操作し、性感帯をクリックしていくタイプの痴漢シーンを採用している。クリックチャンスは25回に設定されており、制限回数以内に適切なアイコンで性感帯をクリックしないとゲームオーバーになってしまう。最初自力でクリアしようと思って頑張ったけど、ゲームオーバーになる頻度がメチャ高かったので、ソフトに添付されてる痴漢アクションの正解を見てクリアしました。難易度は答えがあったので中間の6と記載したけど、自力にこだわるのなら難易度は8以上あるんじゃないかな？　だって、正解を見てプレイしても、ゲームオーバーになること数回経験したもん。

なにゆえこのゲームが難しいかと言えば、クリックポイントの境界線が曖昧なのねん。例えば、うなじ・耳・髪のように、一カ所にクリックポイントが集中してる部分があったとする。一般的な痴漢ゲーだと、アイコンが今から押す部分がどこの部位なのか表示してくれたりするのだが、本作はそういうフォローがないため、実際にクリックしてみないとどこを責めたのか判別できないのだ。いや、女のコの反応を見ただけだと、どこをタッチしたのか微妙なリアクションのものがあり、コマンドを実行しても「？」なことが結構あるのねん。また、お尻が死角になってるポーズなのに、尻をクリックしなきゃならないシーンがあったのも少し辛かった。尻を撫でたのか太股を撫でたのか当たり判定が難解で、結構イライラさせられたッス。ある程度繰り返しプレイすればゲームに慣れるけど、もうちょっと見やすさ・遊びやすさを改善して欲しかったなぁ。痴漢ゲーならではの「触る醍醐味」を味わう前に、イライラ感が募ってしまいマイナスポイントとなってしまった。というワケで、痴漢ゲーとしては少し取っ付きにくい部分もあるが、正解テキストを見ながら遊べば、という条件付きで★3個。素で遊ぶなら★2個という感じかな？

（by イ・ヤン提督）