ねこマタ〜くろねこ編〜
すもも | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
2625円(税込) | 1Play3時間 | 属性:ツンデレ、ふたなり |
難易度:2 | 2008/11/28発売 | オススメ:☆☆ |
黒猫サーヤの恋物語
事故にあって死んでしまった主人公の陸は、サーヤという美少女によって生き返らされた。そして、陸が大切にしていた子桃と柚にサーヤを加えた4人での生活が始まるのだった。生き返らせてもらった対価を払い終えるまで、陸は家事をしながらドタバタと騒がしい日々を送ることになる。
前作『ねこマタ〜ふたなり編〜』と対になっている作品だ。陸が最初から前作のネタバレとなる猫の意味を正しく理解した状態で物語が進んだり、陸の視点で前作における子桃たちの行動を見ることができたりするのがポイントといえるかな? 学園生活のほうではサーヤそっくりの有月花梨との出会いもある。
©すもも
前作同様で前半は伏線を敷きながらコメディ路線で進み、終盤でシリアスな展開となるストーリー重視の作品だ。じっくりとストーリーを味わいたい人向けだといえるだろう。見どころはマタタビで酔うとHになってしまうサーヤだろうか。本作のタイトルからも想像がつくようにサーヤは男の精を奪う猫又だ。ツンデレなサーヤが大好きな陸とHをするたびに……。切ない恋物語に仕上がっている。そんな事実がわかるのはラストのほうになってからだけど。
頻繁に使う可能性のある機能はボタンで用意されているため、使い勝手は良好だ。一度選んだ選択肢は色が変わるし、メッセージスキップも高速で攻略する際も快適にプレイできることだろう。ただ、スキップ機能の初期値は既読スキップではないので未読部分も飛ぶことやキーボードの場合は押している間だけのスキップではないことに注意してね。なお、CGモード枠は26個で差分込みだとCGは91枚、シーン回想は16種類となっていた。テキスト量などを考慮すると本作品単体でのコストパフォーマンスはまずまずかな。
ところが本作は注意すべき点がある。結局のところ前作とキャラが同じであるため、ふたなりが苦手な人はこの作品もちょっと厳しいと思う。また、覗いているシーンなどはCGが使い回しとなっているので、両方を購入して揃えた場合のコストパフォーマンスの低下は痛いところだ。重複が基本CGで数えても片手では足りない枚数あるからね。そのあたりを考慮して2本セットで少し安めのダウンロード版も用意してほしいかなと思うなり。
攻略
柚と子桃の行動を積極的に監視しようとすると柚の妊娠になり、関わり合いを避けると子桃の妊娠でのエンディングとなる。それに気づけばコンプリート可能だ。選択肢が少ないのでそれほど悩まないと思うけどね。
いやいや、それはイカンぞ |
流石にこれは……と、気を利かせてとりあえず近くのベンチに退散 |
いやいや、二人の時間を邪魔してはいけない |
【END1】 |
ここは是非、柚の股間を調べて見るべきだ |
いやっほい、と木の陰から覗きまくる |
ここはいっちょ覗いて見る |
【END2】 |
(by 天城螢)