淫蟲隷姫エレノワ

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自分を嫌っているプリンセスを調教しちゃおう

辺境の小国ハムナート王国のプリンセスであるエレノワは、お忍びでフラム共和国の保養地を訪れていた。だが、エレノワを狙うグリモワール帝国の第二王子ビクトルは密かに彼女のお忍び旅行を知り、フラム共和国に滞在している間にエレノワを調教し、自分の女にしようと画策していたのだった。深夜、催眠ガスをエレノワの部屋に流し込んでエレノワの寝室に潜入したビクトルは、軍が開発した寄生虫の一種である触手虫ギドロンをエレノワに仕込むことに成功する。そして、ギドロンが出す催淫液で意識が朦朧としているエレノワをうまく誘導して、調教を進めていくことになる……。

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急に調教を進めてしまうと、些細なことがきっかけで調教されていた記憶が覚醒してしまうという設定があるため、初日は胸への愛撫とフェラで終わってしまう。これは処女を奪うのはだいぶ先のことなのかと思ったが、2日目でエレノワは処女を失う展開だった。低価格ソフトだからテンポよく進んでいくね。物足りなさを感じる人もいそうだけど。もう1人のヒロインであるアンナは、ビクトルがエレノワを調教していることに感づくが、ビクトルの部下ミハイルに不意を突かれてギドロンを仕込まれ犯されてしまう。そのため、途中からはエレノワとアンナのどちらを調教するのか選べるようになる。

基本的にお手軽おかずゲームであるため、調教といっても「エレノワの調教」「アンナの調教」「エレノワを屋外で調教」の3種類から選ぶだけだ。通常の調教は快感を高めていき、最後のほうは触手などでの凌辱、屋外での調教は被虐性を高めるために露出や輪姦を行なっていくことになる。まあ、難易度は高くないので気軽にプレイできる作品だといえるかな。ボリュームのほうはCGモード枠で35個、シーン回想24種類となっているので、コストパフォーマンスは良好だと思う。

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システム的には快適なプレイができるだけの機能はある。しかし、デフォルト状態だとPCにかなりの負荷がかかるので、ほかのアプリケーションと併用する場合（プレイ途中でのメールチェックなどの操作）でも快適な動作を求めるのであれば、かなりの高スペックなPCが必要となるだろう。デュアルコア以前のCPUや低価格向けのAtom CPUでは厳しい。本作自体は快適に動作するんだけどね。個人的には最初に起動したときに、オプションの「DirectDrawを使用して描画する」にチェックをつけてゲームを再起動することを推奨したい。そうすることで負荷が下がり、Atom環境でもほかのアプリケーションが快適に動くようになる。それと、本作の画面モードには縦横比をキープしたまま拡大表示する最大化とフルスクリーンが用意されていて好みのほうを選べる仕様だ。ただし、DirectDrawを使う場合は最大化は選べない。最大化してプレイする場合はほかのアプリケーションを同時に使わないから、この仕様で問題ないだろう。使い勝手という点では、マウスのホイールボタンの回転でバックログに入れないのが残念だった。

高貴なプリンセスを調教していくシチュエーションが好きな人にお薦めの作品だ。本人の意識のないところで調教されて、快楽や感情をすり込まれていくさまが楽しめることだろう。低価格ソフトだから絶対的なボリュームはフルプライスの作品と比べて物足りなく感じるけどね。お手軽にお姫さまを凌辱調教したい人はお試しあれ。

   使い方

攻略

調教回数の調整などでエンディングがたくさんあったらやっかいだなぁ〜、などと思いながらプレイしたが、単純に全部同じ調教を繰り返すだけでコンプリートすることができた。最初の調教選択までが長いため、そこでセーブをしておくとよいと思うよ。

（by 天城螢）