炎の孕ませおっぱい身体測定 幼なじみ女子校生身体測定で全員中出しパラダイス!
SQUEEZ | Windows98SE/Me/2000/XP/Vista/7 | 800x600 |
9240円(税込) | 1Play9時間 | 属性:幼なじみ、巨乳、バカゲー |
難易度:5 | 2010/2/26発売 | オススメ:☆☆☆☆ |
身体測定で世界を征服せよ!
主人公の通う学園は、数多くのオリンピック選手を輩出したスポーツ名門校。そのせいもあって学生の体調管理は校則化されていて、保健医が行う身体測定も例外ではなかった。そんな学園で、なぜかただの学生である主人公が保健医に任命されてしまう。身体測定を利用して学園に通う幼なじみたちを孕ませ、世界征服をするという野望に燃える主人公。主人公の長年の野望は実現するのか!?
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このゲームのプロローグはある意味凄いね。なんの前触れもなく大爆発を起こすトイレ。そして、その爆破に巻き込まれ保健医は重傷を負い、主人公がその後継者に任命される。さらに主人公は身体測定で世界征服ができると考え、野望に向かって突き進んでいく、と。これがこのゲームのプロローグの内容。どう考えてもメチャクチャだし、物語の整合性もヘッタクレもあったもんじゃない。でも、このゲームに関しては考えたら負け。このメチャクチャさ加減を含めて、あるものをあるがままに受け入れるのが、このシリーズを楽しむためのポイントだろう。むしろ、シリーズでも最高レベルのぶっ飛び具合になったことを高く評価したいね。
ストーリーはあってなきがごとしということで、このゲームで重要なのはキャラクター性とエロだろう。というわけで、まずはキャラクター性から。この作品のヒロインは14人。今時のゲームとしてはかなり多い方になる。ヒロインの数が多いゲームは得てしてキャラクター性が弱くなってしまうもの。ゲーム全体のボリュームがある程度固定されている以上、ヒロイン数が増えれば1人あたりに割けるシナリオ量は減ってしまうわけだからね。だけど、このゲームではHシーンの中で上手くヒロインの個性を演出しているなという印象だ。さらに日常シーンでは複数のヒロインが登場し、ドタバタとした楽しい雰囲気を醸し出しているのも高評価したいところ。ヒロイン数がやたらと多いゲームは、キャラクター性が薄いと思っていたんだけど、このゲームをプレイしてその認識は改めなければならないかもしれないと思ったしだい。
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次にHシーンについて。スペック面でいえばCG枚数は差分抜きで89枚、イベント数は108となっていて、本作がヌキゲーであるということを考慮しても十分すぎるほどのボリュームだ。さらに一部のイベントではあるもの全画面アニメーションが採用されていたり、3Pなどの多人数プレイが用意されていたりと、プレイヤーを飽きさせない工夫もされている。ゲームの目的はヒロインを孕ませることなわけだけど、Hシーンではぶっかけを選択することもできるので、いろいろな嗜好に対応できるだろうね。ちょっと面白いなと思ったのが、ヒロインたちに生理日が設定されていること。危険日の概念があるエロゲーは珍しくないけど、生理日の概念があるエロゲーって珍しくないか? しかも、その生理日を狙って特殊イベントが用意されているわけで、制作側の拘りが感じられるところだと思う。念のため書いておくと、生理日のイベントだといっても経血などがモロに描かれているわけではないので、プレイしていてドン引きということはなかったかな。
ただし、残念だったところも2点ほど。まず、イベント数が非常に多いこともあって、1つ1つのイベントの尺がやや短めであること。生理日などの特殊イベントは尺も標準的なんだけど、通常の身体測定イベントはわりとあっさりと終わってしまう。まあ、イベント数が108もあって、そのすべてにしっかりと尺を取っていたら全体のボリュームがとんでもないことになってしまうだろうし、そうなればコストの問題が出てきてしまうだろうから、イベントが短めになるのは仕方のないところではあるんだろうけどね。次に生理日や排卵日のイベントを見るのが面倒なこと。これは難易度が高いということではなくて、1度生理日や排卵日を見逃してしまうと、次の生理や排卵までひたすらメッセージスキップをしなければならなくなってしまうということ。1つのイベントを見るために、何度も同じイベントを見せられるのは、ハッキリいって苦痛。このあたりはもう一工夫欲しかった。
やや残念な点もあったけど、全体として見れば上々の出来といってよいんじゃないかと思う。個人的には『炎の孕ませ』シリーズの中で一番の出来といえるんじゃないかと思うほどだ。というわけで、オススメ度は☆4つ。巨乳が好きでバカゲーが好きで、ヌキゲーをプレイしたと思っているならオススメしたい1本だ。
(by Suno)