彼女の母親〜ウチの娘だと思って…ね？〜

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娘の彼氏との禁断の関係

©極フェロ

夫とはセックスレスが続いている人妻・上原雪乃。すっかり欲求不満になっていたある日、娘の上原恵美が彼氏の木下政紀を連れてくる。ところが、恵美と政紀は痴話喧嘩をしてしまい、恵美は家を飛び出していく。すっかりしょげかえってしまった政紀から話を聞いているうちに我慢できなくなった雪乃は彼と関係を持ってしまう。最初は女の体のレッスンという名目だったのだが、雪乃はしだいに政紀との関係にのめり込んでいくが……。

このゲームは人妻である上原雪乃を主人公とした、女性視点の物語。女性視点のゲームは過去にいくつもあったけど、かなり賛否両論なんじゃないかと思う。ゲームにおける主人公というのはプレイヤーの代理人であって、その主人公が女性だと感情移入しにくいというのが理由なんだろうけどね。それじゃあこのゲームはどうなのかというと、女性視点ゲームの中ではかなりの出来なんじゃないだろうか。なにが良いのかというと、女性視点で物語を描くことによって、雪乃が政紀にのめり込んでいく過程がしっかりと描かれているんだよね。低価格ソフトの場合、キャラクターの心理描写がどうしても弱くなってしまうものだけど、雪乃のモノローグの中でそれが自然に描かれているわけだ。これは上手いやり方だなぁ、と。

©極フェロ

Ｈシーンについても女性視点というメリットがきちんと活かされたものになっている。一般的な男性主人公視点の場合、ヒロインがどれくらい感じているかというのは喘ぎ声などで表現するしかない。だけどこのゲームでは政紀の性器がどれくらい凄いか、どこが感じるのか、どれくらい感じているのかということが、雪乃の台詞やモノローグではっきりと語られる。これが思った以上にエロいんだよね。シチュエーション自体はノーマルなセックスやパイズリ、フェラチオがメインで特に変わったものはないんだけど、雪乃がとにかく感じまくりなので、実用度は期待以上だったね。

ちょっと残念だったのが、雪乃と恵美のキャラクターデザインがほとんど同じだったこと。恵美はこのままで問題ないんだけど、雪乃の方はそれなりに大きい娘がいるんだから、もうちょっと熟女っぽいキャラデザでも良かったんじゃないかなぁ。もちろん、オバサンをリアルに描かれても萎えちゃうだろうから、そのあたりのバランスは難しいわけだけど。それから、これは欠点というわけじゃないんだけど、このゲームのメインヒロインは雪乃であり、娘の恵美はサブキャラ扱いってことは憶えておいた方が良いだろう。一応、恵美のＨシーンもあるにはあるんだけど、オマケ程度だしね。ただ、そうした残念な部分を差し引いてもヌキゲーとしては良質といえる出来じゃないかな。CGは差分抜きで30枚、イベントは25あるので、価格を考えればコストパフォーマンスも良好といっていいだろうし。というわけでオススメ度は☆4つ。手軽にプレイできるヌキゲーが欲しいという人にオススメしたい1本。

   使い方

攻略

ハッピーエンドを見るためには、ひたすら欲望に忠実になる選択肢を選んでいくのがポイント。中途半端な選択をするとバッドエンドになってしまう。ただし、バッドエンドにもCGがあるので、1度は見ておくこと。

（by Suno）