本作は、『Tentacle and Witches』『対魔忍アサギ』『魔法少女イスカ』『魔法少女スバル』の外伝4作品と、3Dミニゲーム『魔法少女スバル3D』を収録したファンディスク的な作品だ。3Dミニゲームは製品版というより、体験版に近い仕上がりだね。スバルをアイコンでつんつん突いて、彼女の反応を見る感じのお手軽ゲームだ。本格的なHシーンは収録されてないので、これをオカズにするのは正直難しい。これはあくまでもオマケとして収録した作品っぽいので、ミニゲームの出来は評価の対象外としまふ。
さて、まずは気になるボリュームチェックからいきまっしょい。基本CGが30枚で回想21シーン。回想は衣装違いのHシーンを別個に登録してるものもあるため、実質では18シーンということになる。リリス作品としてはやや少なめに感じるが、一般的な低価格ソフトと比べれば納得できるボリュームだね。イベントの比率は、『Tentacle and Witches』がCG10枚、『対魔忍アサギ』がCG10枚、『魔法少女イスカ』が5枚、『魔法少女スバル』が5枚になっている。魔法少女シリーズのイベント比率が低めなので、魔法少女ファンは少し物足りなく感じるかも……。
ちなみに、本作はLilithブランドとして販売されてるが、『Tentacle and Witches』を除く3作品は、元々ブラックリリスの作品だけに、その内容はハードな凌辱路線。作品全体の印象は限りなくブラックに近いので、ヌキゲーとして十分使えるエロエロな構成になっちょります。全キャラ褐色の肌を採用したコンセプトも大正解。全身にぶっかけられた精液の白と、小麦色の肌のコトラストは抜群にイイ! 水着の日焼け跡もセクシーで、褐色フェチな人なら本作でご飯三杯はいけるだろう。とくに秀逸なのが『対魔忍アサギ』だ。小麦色のアサギの魅力・お色気がハンパないッス! シナリオ展開は妖魔がアサギを孕ませるという、バッドエンド一直線なストーリー。褐色のアサギの腹ボテ姿は、生唾ゴックンものでやんす。是非ご覧あれ。
他の作品も褐色肌のヒロインが魅力的で、どのHシーンにもハズレがない。ラブラブ路線の『Tentacle and Witches』も淫語連発のHシーンが激エロで、ヌキゲーとして使えると思う。リリーのツンデレ振りもGOOD。個々の外伝のクオリティは高いと思う。ただ、冒頭でファンディスク的な作品と紹介したとおり、本編をプレイしてないと少しツライかも。とくに魔法少女2作品は、本編の説明がほとんどないまま物語が進んでいくので、人間関係を把握できないままHシーンを迎えてしまう。本編を全作遊んでないけど褐色美人には興味アリ、ってプレイヤーもゼロじゃないんだから、もう少し本編未プレイヤーに配慮しても良い気もする。というワケで、本作の評価は「本編を何本遊んだことがあるか?」という部分に大きく左右されると思うので、★は平均値の3個にしました。本編を漏れなく遊んでおり、しかも「褐色肌・触手・孕ませ」という単語にピクンと反応する人なら、★4個は固いと思うよ!