魔法少女スバル

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魔法少女と魔族の熾烈な戦いが幕を開ける！

異世界フィオルシカアジルを混乱に陥れた魔王は討ち滅ぼされ、異世界の人々は再び魔王が復活しないよう、魔王の力が宿ったカケラ（魔石）を魔法少女たちに埋め込み封印したのだった。魔王の復活を目論む魔族は、魔法少女たちから魔石を取り出そうとするが、彼女たちは人間界に逃げ込み行方をくらませていた。主人公・星崎夕夜は、妹スバルとごく平凡な日常生活を送っていたが、実は妹スバルの正体は、あの魔法少女だったのだ！　記憶を操作されスバルを妹と思い込んでいた主人公は、魔族と魔法少女の争いに巻き込まれていく……。はたして、この戦いに勝利するのはどちらの勢力なのだろうか？

©Lilith

まずは低価格ソフト恒例のボリュームチェックからいきまふ。基本CG35枚、回想22シーンという構成は、納得・満足のボリュームだね！　胎内断面図演出などもふんだんに盛り込まれており、各種CG差分も大量投入されちょります。ビジュアル面のボリュームは、低価格ソフトの水準を余裕でクリアしてると思うよ！　また、エンディングも8種類あり、テキスト量も過不足なし。低価格ソフトにありがちなスカスカ感はあまり感じられない。コストパフォーマンスは上々だ。

さて、Ｈシーンはスバル敗北時にバッドエンドとして表示されるパターンが多く、正解ルートを選び続ければ処女を守ったままシナリオを進められる構成になっちょります。バッドエンドごとに処女喪失シーンを観賞できるので、乙女の純血を奪うシーンが大好きな人にオススメしたいな。また、戦う変身ヒロイン作品に相応しい、苛烈な調教も見どころたっぷり。子宮や胃袋に魔族の幼生を産み付ける受胎調教や、アソコから喉まで触手が貫く貫通調教などもあり、ブラックリリスのブランド名に相応しい鬼畜な責めが満載ッス。フタナリ化やオッパイを4つにする肉体改造Ｈも収録しており、Ｈの守備範囲はかなり幅広い！　ヌキゲーとしての使い勝手は悪くないと思うよ。

というワケで、CGの質・量共に満足度が高く、エロの描写も特濃仕様で激エロ。本作は目立ったマイナスポイントがない良作だが、あえて減点要素をあげるならラストの描き方だろうか？　変身ヒロイン作品といえば、ラスボス戦の前後に愛を確かめ合うラブラブＨを挟むのが定番なれど、本作にはそれがない。ブラックリリス仕様なので純愛シーンを削ぎ落としたのかもしれないが、物語の流れからするとスバルとセッカを抱くシーンがあった方が良いと思うのだが……。一応、正気を失ったスバルに主人公が逆レイプされるパターンはあるけど、愛を育むＨがないとちょっと物足りないね。

あと、物語中盤までは魔法少女VS魔族という、解りやすい“勧善懲悪”の構図で物語が進むのだが、終盤に黒騎士VS白騎士という新たな対立軸が混ざってきて、ちょい複雑なシナリオ展開になるのも評価が分かれるかも？　なんか、記憶を失う前のスバル、記憶を失ったスバル、白騎士覚醒後のスバル、一体どのスバルに感情移入していいのかチョイ混乱してしまった。まぁ、あまりラストのことを書くとネタバレになっちゃうので、ここら辺でストップしておきやす。とりあえず、トータルバランスに優れた作品だと思うので、買って大ハズレってことにはならないと思う。良質な低価格ソフトをお求めの人に是非！

   使い方

攻略

基本的にはデストラップ型の二択AVGなので、攻略は簡単だ。ただし、セッカルートはちょっと見逃しやすいので注意が必要かも。

（by イ・ヤン提督）