姉孕プリンセス

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2人のお姫様を孕ませてお妃選び

©softhouse-seal

冴えないフリーターの主人公はある日突然、一国の国王になってしまう。しかも、主人公とＨをして男児を妊娠した者が次期王女になるというのだ。王女候補としてやって来たのが前王の娘で義妹のリコと隣国のお姫様のヴィオラだった。だけど、主人公が好きなのはアパートの管理人の立花蓉子さん。主人公は蓉子と結ばれるため、なんとかして蓉子に男児を孕ませようとするのだが……。

softhouse-sealと言うと、おバカなノリのコミカルなヌキゲーという印象があるんだけど、この作品は意外とシリアスなノリだね。主人公が国王という責任ある立場で、お姫様が孕まないと国家の一大事という設定があるせいなのかな？　別にシリアスが悪いというわけじゃないけど、低価格ソフトで純愛系シリアスものというのは、ちょっと無理があったような気がする。全体のボリュームが少ないから登場人物たちの心情を丹念に描くことができないし、無理に心理描写をやろうとすれば、Ｈシーンが少なくなってしまうわけだし。この作品の場合、Ｈシーンを入れつつシリアスをやろうとした結果、ストーリーが薄くなってしまっているんだよね。さらに、放浪癖のある母親が再婚した結果、主人公が国王になってしまうというトンデモ設定や、天然な大家さん、ツンデレお姫様、ドジっ娘メイドといったギャグ向きのキャラクターとストーリーとの食い合わせが悪かった気がする。これらの設定やキャラクターなら、いつも通りのおバカなノリのバカゲーにしちゃった方が面白くなったんじゃないかなぁ？

©softhouse-seal

それではＨシーンはどうだったかというと、これは実用的といってよいんじゃないかと思う。イベント数、CG枚数共に20あり、これは価格を考えれば相応といったところ。シチュエーション的には特に変わったものはなく、オーソドックスなんだけど、特徴的なのはヒロインを孕ませることが目的のゲームだけあって、ほとんどのシーンが中出しであること（1回だけ足コキがあり、これは中出しではない）。しかも、ヒロインの方から中出しをせがんでくるのが、中出しスキーにとってはツボなんじゃないかと。一応、大家の立花蓉子とメイドのマリアは妊娠したくないので外出しを求めてくるけど、これも最後はグダグダになって中出し。そして、お約束ではあるけど、全キャラに腹ボテＨ完備。この点も求められているものをしっかりと理解しているなぁという感じだ。ちょっと残念だったのが、産み分けの設定が活かされていないこと。主人公は蓉子に男児を産ませ、リコとヴィオラに女児を産ませるため、産み分け方を実践しようとする。ゲーム序盤では膣内を酸性にすれば良いとか、女性を感じさせれば良いなどの話が出てくるんだけど、実際のＨシーンではこうした設定がまったくといってよいほど活かされていない。こうした設定を活かすシチュエーションを入れてくれば、もっとＨシーンにバラエティを出すことができたんじゃないかと思うだけに、ちょっともったいなかった気がするね。

ストーリー的にはやや物足りなかったけど、Ｈシーンでは過不足のない内容で楽しめた作品といったところかな。Ｈシーンではアニメーションも採用されているし、中出しや孕ませの好きな人にならオススメできる作品でしょう。オススメ度は☆3つとしたけど、中出し孕ませ好きならば☆3.5くらいに考えても良いかも。

   使い方

攻略

最初の選択肢でリコ＆蓉子ルート、ヴィオラ＆マリアルートに分岐する。そして、その次の選択肢でエンディングを見ることができるキャラが決定するので、ここでセーブをしておけばOK。選択肢の数が少ないので、難易度は低めだ。

（by Suno）