クルースニク〜催淫に悶える吸血鬼ハンター〜

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バンパイヤハンターの姉とＨ三昧の毎日

両親を亡くし、姉と二人きりで生きていくことになった主人公は、姉がバンパイヤハンターであることを知ってしまう。しかも、姉の相良蓮は主人公を庇って吸血鬼に咬まれてしまうのだった。蓮を救うために家に保管してあった吸血鬼に咬まれたものを救う秘薬を飲ませるが、蓮は薬の副作用で発情するようになってしまう。主人公は姉を助けるために、Ｈをすることになるのだが!?

©リリス

物語のメインヒロインは姉の相良蓮。そして、幼なじみの御里雨乃はサブヒロインという位置づけ。ストーリーは発情してしまうようになった2人とＨなことをするというものですな。姉の蓮はツンデレキャラということになるんだろうけど、ゲーム序盤から中盤くらいまではツンが強すぎて、ちょっと可愛くないなぁという印象。日本で最強クラスのバンパイヤハンターということもあって、かなり暴力的ですぐに肉体言語に訴えるというキャラなんだけど、もうちょっとデレの部分があっても良かったんじゃないかという気がする。ゲーム後半は焼き餅を焼いたりというデレの部分が出てきて良い感じなんだけどね。エンディングはまさにデレ一色で、序盤のツンとのギャップに燃えることができるんじゃないかと。サブヒロインである御里雨乃は最初から好感度MAX状態なので、ヒロインとイチャイチャするのが好きという人なら、こちらの方が好きになれるかもしれない。

ストーリーは日本にやってきた伝説の吸血鬼との戦いを軸に進んでいく。ハッキリ言えば途中でオチは読めてしまうんだけど、起承転結もしっかりしているし、低価格ソフトとしては楽しめたかな。これ以上ストーリー重視にするとＨシーンが少なくなってしまうだろうし、そう考えるとちょうど良いバランスなのかもしれない。ただ、ちょっと気になったのは、ハッピーエンド以外はエンディングが唐突な印象になっていること。ハッピーエンドはちゃんとオチが付くエンディングになっているんだけど、それ以外のエンディングはストーリーが途中でぶった切られているんだよね。ハッピーエンド以外のエンディングもそれなりのオチをつけて欲しかった。あるいは、攻略順を制限して、全部のエンディングを見るとハッピーエンドへのフラグが立つというシステムにするとかでも良かったかも。

©リリス

ストーリーも悪くない本作だけど、基本はヌキゲーだろう。この点に関してはエロさも十分で実用性は高いんじゃないかと思う。低価格ソフトとしてはＨシーンの尺も長いし、CGのクオリティも高い。シチュエーション的には、フェラ、パイズリから本番という、オーソドックスなものがメインだ。発情してしまったヒロインを助けるためにＨをするというものがほとんどなので、寝取られや凌辱と言ったものはナシ。蓮は口では嫌がっているけど、本心は……と言う感じなので、凌辱好きにはちょっと物足りなく感じられてしまう可能性はあるかな。このあたりはプレイヤーの嗜好次第だろうね。個人的に好きだったのが、ヒロインたちのイキ顔。涎をたらして精液塗れになりながらイキまくるヒロインたちの表情がなかなかエロくてツボにはまった。ヒロインはあくまで美しくなくちゃダメという人には厳しいかもしれないけど、感じまくって理性が飛んでしまったヒロインにエロを感じるという人にはオススメできる。

全体的にそつなく作られた秀作という感じの作品だ。CG枚数は差分抜きで35枚、イベント数13というのも、価格を考えればコストパフォーマンスが高いし、気の強い姉が好きなら、プレイして損はないだろう。というわけでオススメ度は☆4つ。ハードな凌辱などに期待しなければ、価格以上に楽しめる作品なんじゃないかな。

   使い方

攻略

ヘルプから「このソフトについて」を選ぶと見ることのできるテキストファイルに攻略のヒントが書いてあるので、それを読めばクリアは難しくないはず。バッドエンドは放課後に蓮を迎えに行かず、雨乃を助けようとすれば見ることができる。ただし、バッドエンドにはCGは無いので、無理に見る必要はないかな。

（by Suno）