とりつき〜彼女が悪魔で悪魔が彼女〜
RED-ZONE | Windows2000/XP/Vista | 800x600 |
ダウンロード版:2600円(税込) パッケージ版:3150円(税込) | 1Play1時間30分 | 属性:悪魔っ子、幼なじみ、中出し、巨乳 |
難易度:2 | ダウンロード版:2009/9/25発売 パッケージ版:2009/10/23発売 | オススメ:☆☆☆ |
幼なじみに取り憑いた淫魔を除霊できるか?
主人公の安倍康晴は、世界的にも数少ない悪魔払い(エクソシスト)の能力を持つ若き神父。その才能に磨きをかけるため海外に留学していたが、幼なじみの楠葉が悪魔に取り憑かれたとの知らせを受け、急遽日本に戻ることになった。帰国後彼女の家に駆けつけると、いきなり登場したお色気ムンムンの悪魔リルに押し倒され、不覚にも童貞を奪われてしまった! どうやら、リルは気に入った男たちの精を貪る淫魔らしい。彼女に楠葉の体から出ていくように懇願するが、主人公を気に入ってしまったリルは要求を拒絶! 仕方なく、本格的な悪魔祓いの儀式を始めるのだが……。はたして、儀式を成功させ、無事楠葉から悪魔を除霊できるだろうか?
© RED-ZONE/シャルラクプラス/尻娘魂道場
まずは低価格ソフト恒例のボリュームチェックからいきまっしょい。基本CG25枚、回想13シーンという構成は、DL版ならギリ合格。パッケ版だと3000円を越えるので、やや割高という価格設定だ。パッケ版のことを考えると、CG30枚ぐらいは用意してほしいなぁ。エンディングは3種類あるが、エンディング後のエピローグだけが変化するタイプ。物語の展開は基本的に1本道なので、テキストの総量はやや少なめと言えるね。ボリューム的には2000円クラスの低価格ソフト相当だと思う。もうちょっと、ボリュームがあってもいいかな?
さて、本作にはリルと楠葉がWヒロインとして登場するが、存在感は圧倒的にリルが勝ってる感じだね。イベント総数は両者同数程度なのだが、楠葉は幼なじみとの嬉し恥ずかしHという、わりとオーソドックスなシーンに偏っているため、ちょっと印象に残りにくい。一方のリルは、お姉さんぶったキャラを活かした女性上位の責めに加え、徐々に恋心が芽生え、しおらしくなっていく従順Hもあり、序盤と終盤のギャップを楽しめるのがミソ。主人公のことを「坊や」と呼び遊び半分でHしていたリルが、本気で恋しちゃったときの乙女ぶりにキュンキュンきちゃいました。リルの柔らかそうなロケットおっぱいも魅力的ッス。まぁ、対照的な性格の楠葉は典型的なヒロインタイプなので、彼女の方が好きって人も多いかもしれないね。楠葉のHはベタなれど、期待を裏切らない清純さ・可愛さがあるので、ヒロインの魅力は実質甲乙つけ難しってところだろう。
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キャラは魅力的で、Hシーンもまずまずの出来映え。全体的にバランスの取れた良作だが、ちょっとラストが粗挽きだったのが残念だったなぁ。楠葉エンドとリル&楠葉エンドは説得力があるのだが、リルエンドがちょい大味。本命だったはずの楠葉を差し置いてリルに走っちゃったのはいいけど、“楠葉はどうなってしまったのか?”という部分がそっくり抜け落ちてて、素直にリルとのラブラブ生活を楽しめなかったでごわす。もうちょっと三角形の描写を丁寧に仕上げて欲しかったなぁ。あと、エンディング絡みで注意して欲しいのが、スタッフロールが流れるときに表示するCG。エンディングCGをピックアップしているため、まだそのキャラをクリアしてないのにオチが分かってしまった……。こういうCG流用は通常のHシーンだけにして欲しかった。
というワケで、淫魔なのに純情で一途なところのある悪魔っ子、そして健気な幼なじみが織りなすラブコメストーリーは、ちょっとボリューム不足なところはあるけど、低価格ソフトとしては納得できるクオリティはあると思う。ゲームクリア後に知ったのだが、リルと楠葉の声優さんは一人二役だったのね。本編プレイ中にまったく気付かないほど自然な演技だったでござる。声優さんの演技力にも注目して遊んでもらいたいな。
攻略
Hシーンの射精場所はどちらを選んでも登録される。チャートは中出しを軸にプレイしてるが、外出しでも問題ないよ。分岐ポイントは悪魔払いの儀式を継続するか否かだけなので攻略は簡単だ。
リルエンド |
口内射精(顔射精) |
このまま射精(ぶっかける) |
中で射精(外で射精) |
☆セーブ1 |
儀式を止める |
中に出す(外に出す) |
☆セーブ2 |
儀式を止める |
中に出す(外に出す) |
リル&楠葉エンド |
☆セーブ2から |
儀式を続ける |
口内に出す(ぶっかける) |
中に出す(外に出す) |
楠葉エンド |
☆セーブ1から |
儀式を続ける |
中に出す(外に出す) |
儀式を続ける |
口内に出す(ぶっかける) |
中に出す(外に出す) |
中に出す(外に出す) |
(by イ・ヤン提督)