STARLESS-21st Century nymphomaniacs-

人里離れた屋敷で行われる饗宴

©Empress

大学に入って初めての夏休みを迎えた主人公。車を買う資金のためにアルバイトを探していた主人公だったが、偶然にも高額な報酬のアルバイトを見つける。早速応募したところ、無事に採用され、住み込みで使用人をすることになった。しかし、人里離れた屋敷で彼を待っていたのは、使用人とは名ばかりの仕事だった。変態一家の狂った快楽の中で次第に壊れていく主人公は、無事に屋敷を出ることができるのか？

発売延期を繰り返し、ひょっとしたら開発中止になるんじゃないかとすら思っていた作品がやっと発売されたので、早速プレイ。なんと言うか、評価が真っ二つに分かれそうだなぁとうのが、感想ですな。まず、この作品の最大のウリである聖少女原画、監修のCG。クオリティは文句ナシの出来なんだけど、体格が良いというか、骨太な感じのするキャラは好みが分かれそう。個人的にはかなり好きな絵なんだけど、華奢な萌え系のCGに慣れた人には厳しいのかも。まあ、この点に関しては各人、サンプルCGを見て判断してもらうしかないけどね。

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そして、なによりプレイヤーを選ぶのが、イベントの変態＆下品さだろうね。なんと言っても、ノーマルなＨシーンなんてほとんどナシ。どのイベントでも可愛いあえぎ声なんて全く無くて、ほとんど絶叫に近い声。あるいは、フェラシーンはエロゲーでは当たり前だけど、本作のフェラは精液が鼻から噴き出し、鼻提灯を作っていたりする。フェラを通り越して尿道にストローを突き刺して、直接精液を吸い出したりするに至っては、エロいのかなんなのか分からなくなってしまう。さらに強烈なのがアナル＆スカトロシーンだろう。本作ではアナルセックスや浣腸イベントが非常に多く、そうしたシーンはほぼスカトロとワンセット。至る所でブリブリと出しまくっているのだから、スカ耐性の無い人にはとうてい耐えられないんじゃないかな。とにかく、可愛らしさとか萌えとかとは、対極にあるゲームだと言える。

強烈にプレイヤーを選ぶ作品だというのは間違いないけれど、下品さやスカトロに耐性のある人ならば非常に良質なヌキゲーであることも確か。白目を剥いて悶絶するまでの快楽責めや、顔が見えなくなるほど大量のぶっかけは、好きな人には堪らないだろうしね。イベント数84、CG枚数80枚というボリュームも、納得のできるレベルだし。ただ、エンディング数が多いのは良いんだけど、そのほとんどがバッド系エンドなのはどうなんだろう？　主従が逆転する下克上エンドがあっても良かったんじゃないかなぁという気もするね。何はともあれ、エロさという点においては、トップクラス。エロゲーに萌えやシナリオを求める人には全く向かない作品だけど、並のエロではもう満足できないという業の深いエロゲーマーにオススメしたい作品だ。オススメ度は☆2or4。個人的にはこれもアリと思うので、☆4つとしたい。

攻略

   使い方

イベントに影響を与えないダミーの選択肢が多いので、それに惑わされないようにしよう。特にゲーム序盤はほとんどの選択肢がダミーだ。そして、この狂った屋敷で頼りになるのは幸恵のみ、ただし深入りは禁物ということを頭に置いてプレイすれば、全エンディングを回収できるだろう。

（by Suno）

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