ディバインハート マキナ

悪の秘密結社に戦いを挑むマキナの運命は？

改造人間を極秘裏に開発し、世界征服を企んでいる悪の秘密結社ミレニアム。ヒロイン・麻希奈はそんな秘密結社によって作り出された、最新最強の改造人間だったが、洗脳手術を施される直前、科学者である父親の手引きによって研究所から逃亡することに成功した。しかし、娘を助けるため父親は犠牲となり、妹は依然ミレニアムに捕らわれたまま…。正義の戦士ディバインハート・マキナとして覚醒した彼女は、世界平和を守るため、そして父を殺したミレニアムの幹部・御堂を倒すため孤独な戦いを続けていくのだった。次々と強敵を倒していくマキナだったが、新たに登場した敵の姿を見て愕然とする。ミレニアムに捕まっていた妹・亞莉亞が改造を施され、デモニックギア・アリアとして襲いかかってきたのだ！　はたして、マキナは妹と雌雄を決することが出来るのだろうか？

©Portion 2011

この作品は二次元ドリームマガジンで連載中の小説をゲーム化したAVGだが、残念ながら拙者は原作を読んだことがないので、原作ファンの人が買っても後悔しないクオリティなのか判断がつかない。しかし、ゲーム単体の完成度は高く、小説化云々は関係なく普通に楽しめる作品でござった。ただし、本作の購入を考えている人は、絶対ダウンロード版をチョイスすべき。パッケージ版は7140円で、ダウンロード版は4980円。お買い得感が全然違う！　ちなみに、イベント数はCG55枚で回想37シーンという構成だ。内容的にはミドルプライスソフトなので、パッケージ版は魅力的とはいえない。

物語は8章＋最終章で構成され、基本的にはデストラップ型の構造をしている。怪人に襲われたとき、間違った行動を選ぶとマキナが犯されてゲームオーバー。こりゃゲームオーバーになって当然…というほど激しく犯されるので、バッドエンドを見るたびにウキウキしちゃうね！　個人的に◎だったのは、異種交配・出産系のバッドエンドが充実してたこと。孕ませ系の結末は、堕ちるとこまで堕ちた感がビンビン伝わってきてテンション上がるッス。強く凛々しいヒロインがぶっ壊れる姿は、実にエロ美しい！　変身ヒロイン作品が好きな人なら、絶対ツボにハマると思うよ。

©Portion 2011

デストラップ型のAVGは、敗北すると激しいＨシーンを単発披露して物語が終了するのが一般的。即堕ちに近いシナリオ展開になるため、じっくりヒロインを責め堕とすのが好きな人には、デストラップ型は不評だったりする。しかし、本作はデストラップ型の構造をしているけど、6章からはシナリオの流れが大きく変わる。強制イベントとして敵に捕らわれ、数え切れない辱めを受ける展開になるのねん。犯されて即ゲームオーバーにはならない。基地内で公衆便所のように扱われ、市中を引き回され公開凌辱調教を披露させられたりと、ネチネチと責め続けられるのだ。1～5章、6～終章の二段構えで、異なるタイプのＨシーンを描いてるのは正解だと思う。

中だるみ感がなくテンポよく進むストーリー。そして、頻繁に発生する敗北Ｈと、ラストまで行われる激しい輪姦調教の嵐。ボリュームこそミドルプライスソフトゆえコンパクトだが、変身ヒロイン作品に必要なエッセンスが全て練り込まれてる感じだ。パッケージ版での評価なので★3個にしたが、ダウンロード版なら★4個はあると思うよ。まぁ、ちょっと王道というかベタな展開ばかりなので、新鮮さがあまり感じられないのが玉にきずだけどね。トータルでは良く出来た作品だと思う。オススメでござる。

攻略

   使い方

分岐ポイントがはっきりしてるので攻略は簡単だ。女幹部にトドメを刺そうとすると、ハッピーエンドルートは閉ざされるぞ。

（by イ・ヤン提督）

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