精液(シル)をかけられる少女〜犯り捨て御免!? 精液で記憶を消す男〜

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Ｈしたら即結婚だけど記憶を残さなければ犯り放題!?

坂ノ上家のしきたりで、学園卒業と共に結婚しなければならない運命の主人公。そんなしきたりがあることを唐突に父から告げられるが、それと同時に3人の花嫁候補がいるといわれてしまった。しかも、その3人の中で最初に抱いた娘を嫁にしなければならないのだという。驚いたことに候補となる3人はクラスメイトなのだった。ひとりしか選べないことに不満を抱く主人公の元に、知り合いのマッドサイエンティストから「相手の記憶を消すことができる身体になる薬」の試作品が送られてきた。これを飲んでしまえば3人とＨしてもバレないはず。試作品ゆえか、いくつかの条件があるものの、薬をうまく活用すればおいしい展開が期待できるわけだ。はたして主人公はウハウハな生活ができるのだろうか？

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低価格のおかずゲームである本作だが、システムがちょっと変わっている。画面上部に「ん? 今の発言??」というボタンが表示されていて、会話している相手が気になることを話したタイミングでボタンを押さなければならない。また、「エッチしちゃう♪」ボタンを押すことでＨへと進むようになっている。これだとメッセージスキップをした場合にシーンがすっ飛んでしまうんじゃないかと思う人がいるかもしれないが、ちゃんとボタンが表示されるタイミングでメッセージスキップは解除されるのでご安心を。

物語のほうは主人公にチュートリアルとか言われてしまう可哀想なドジメイドの和泉のＨから始まる。まさに言葉通りで薬の試作品のテストに利用されるわけだ。本当に効果あるのか確かめるためにね。システム的にはボタンの使い方を覚えるというのを兼ねているけど。それが終わるといよいよ本編へと突入だ。

嫁候補となっているのは、ツンデレ幼なじみの咲綺、いつも行動を共にしていた悪友のような楓、飛び級で年下なのにクラスメイトとなった無表情クールな燕の3人。いずれも魅力的な女のコであり、主人公は誰かひとりと結婚するのをよしとせずハーレムを目指していくことになる。

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気になるエロのほうは、さすがおかずゲームといった感じ。「エッチしちゃう♪」ボタンが表示されていれば、好きなタイミングで押せば即Ｈシーン突入とお手軽だ。もっとも、その場合はＨ後にそのヒロインとの結婚となってゲームも終わってしまうけどね。この作りゆえに低価格ソフトにしてはエンディングの数が多いのと、同一ヒロインの処女を奪うシチュエーションを複数堪能できるのが本作の特徴だといえる。ヒロインは3人とも3パターンで処女喪失が用意されているし、サブヒロイン2人も処女だ。処女スキーには嬉しい作りなんじゃないかな。

本作のボリュームはCGモード枠が20個で回想シーンは20種類。最低限のコストパフォーマンスは満たしているので問題ないと思う。ただ、ボタンを押すためにテキストをキッチリと読まなければならないのならば、もう少しテキストに力を入れてほしいと感じた。まあ、お手軽なおかずゲームとしては悪くないので、サクッとエロを楽しみたくてキャラが好みに合うようならば遊んでみてはいかが？　個人的には駄メイドの和泉にエンディングがないのが残念だった。

   使い方

攻略

ほとんどの場合、エッチをしたら即エンディングとなる。そのため、「エッチしちゃう♪」を押す前にセーブしておくとよいだろう。「エッチしちゃう♪」とない部分はボタンが表示されても押さずにプレイを進めてほしい。BADENDにはCGがないので、見なくても問題ない。CGがあったら怖いものになりそうだしね……。

（by 伊織舞也）