Ｈしたい娘を見つけた時の××（チョメチョメ）裁判 〜俺の性欲（おもい）、君の子宮（こころ）に届け〜

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裁判に勝てばＨし放題？

レイプの多発が社会問題となり、「突発的性行為訴訟法」なるものが導入されている世界。エッチしたい相手に断られたら裁判が行なわれ、原告が勝利すればエッチが許されるこの制度は、通称SEX裁判といわれていた。気の弱そうな女のコ・東條翼ちゃんを相手にした初めてのSEX裁判で勝利を収めた主人公は、翼ちゃんの処女を奪うという幸運をつかんだのだった。その裁判をきっかけに優秀な弁護人となった主人公。そんな彼の元に、巨乳で天然おバカな小早川菖蒲がやってきた。もうじきSEX裁判の対象となる歳になり、負け続けそうだと主人公を頼ってきたのである。保護するために住み込みで弟子入りを許された菖蒲の存在は、主人公に恋する幼馴染みである葛城凜の嫉妬の炎に油を注ぐようなものでしかない。菖蒲の登場によって主人公たちの運命は大きく動こうとしていた。

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低価格のおかずゲームである本作に登場するヒロインは、菖蒲、凜、玲奈、翼、ののかで計5人だ。菖蒲は騙されそうな自覚を持っているから弟子入りしてきたのに、舌先三寸でまるめこまれて弟子入り直後にあっさりとＨシーン突入となるおバカキャラとなっている。幸せ回路内蔵で楽しませてくれる存在だ。幼馴染みの凜は主人公と一緒の家に住んでいるツンデレ娘。ライバルを増やさないようにと主人公の毒牙にかかる女のコを減らすべく弁護人をしているようである。お嬢様の玲奈は凜のライバルで主人公を狙っているし、Ｈに目ざめた翼も途中から参加してきて楽しませてくれる。

物語本編はお嬢様の玲奈を相手にした裁判から始まることになる。褒められてその気になっている玲奈が主人公に抱かれるのを阻止しようと、凜が割り込んで弁護する流れだ。裁判とはいってもいろいろツッコミが入れられるようなコミカルなもので、主人公がうまく相手をまるめこんでいく過程とエッチを楽しめる作りだといえる。主人公が処女を感じさせられるかという証明のために凜や菖蒲が体を張るあたりはさすがバカゲーといったところ。ただ、低価格ソフトゆえにストーリーのほうも短め。残念ながら玲奈の裁判だけで終わってしまう。裁判自体が掛合い万歳のようで結構楽しめただけに、フルプライスで作ってほしかったというのが正直な感想だったりする。

本作のボリュームはCGも回想も20と価格相応なので、バカゲーが好きな人ならばぜひ遊んでみてもらいたいかな。設定に興味を持てたのならば楽しめると思う。Ｈシーンはアニメーションするものもいくつかある。ただ、バカゲーゆえにテキストを斜め読みすると楽しめない。そのため、おかず優先という人にはあまり向いていないかも？

   使い方

攻略

最初の選択肢が凜と玲奈の分岐となっているようだ。その後は凜もしくは玲奈を選んでいけば2人のエンディングになる。電話に出ないで先に進めたら翼とののかのエンディングとなり、凜と玲奈から外れた選択を選ぶと菖蒲のエンディングとなる。

（by 伊織舞也）