今日のおかず 執事しちゃいます！〜痴女なお嬢様にア●ルでエッチな命令をされてしまうの巻〜

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お嬢様はアナル好きの淫乱娘

©じぃすぽっと

失踪した両親が残した莫大な借金を背負い、食うやくわずの赤貧生活を送っている主人。そんな主人公はある日、美しい和服をまとうお嬢様、閑院宮須美と出会う。成り行きから須美の執事をすることになった主人公だったが、須美はとんでもない性欲をもてあました、アナル好きだったことが判明。主人公は執事としての仕事だけでなく、須美の性欲解消のお手伝いまですることに。

ゲーム全体の雰囲気はコメディに近いかな。メインヒロインである閑院宮須美が主人公と出会って、最初のセリフは「ウホッ！　いい男！」だし、須美に仕えるメイドは日本人でありながらアントワネットなんていう、変な名前。その上、BL本マニアというオマケ付き。エロゲーに「ヤオイ穴」なんていう単語が出てきたのって、この作品が初めてじゃないだろうか。爆笑というほどのネタはないけど、プレイしていて思わずニヤッとさせられてしまう小ネタが結構ある。

©じぃすぽっと

ただ、全体としてはいろいろな要素を詰め込みすぎて、テーマが分かりづらくなってしまったという印象。まず、メインキャラとしてお嬢様の閑院宮須美とメイドのアントワネットの2人がいるため、Ｈシーンが分散してしまった。さらに、タイトルを見るとアナルがメインのゲームかと思ってしまうけど、アナルメインなのは須美だけで、アントワネットとは普通のＨばかり。もちろん、ゲーム全体のボリュームがあるのなら、いろいろなシチュエーションが楽しめるのは大歓迎なんだけど、この『今日のおかず』シリーズは1000円でおつりが来るという超低価格シリーズ。コスト的にも長大なシナリオを持たせるのは難しいだろう。このゲームでもキャラ紹介を含めたプロローグが終わったら、いきなりエンディングという感じになってしまっている。起承転結の承と転がなくて、起結という感じなんだよね。これならばヒロインは須美1人に絞り、Ｈシーンの内容もアナルオンリーにした方が良かったんじゃないかな。

ただ、悪い点ばかりではなく、単純にＨシーンを見ることができればOKという考え方なら、低価格でいろいろなシチュエーション、いろいろなキャラのＨシーンを見ることができてお得ということもできる。お嬢様をアナルで感じさせる、お嬢様との純愛Ｈ、4人のお嬢様たちとの5P、ショタな主人公が巨乳メイドに責められるなど、この価格帯としては破格といっていいほど、いろいろなＨシーンが詰め込まれているわけだからね。CG枚数は差分抜きで10枚、Ｈシーンのイベント数は9とコストパフォーマンスも悪くない。CGが気に入って、Ｈシーンを見ることが目的と考えるなら、プレイしてみてもいいかな。逆にある程度のストーリー性を求める人は、同じ『今日のおかず』シリーズでも『ネトラレヅマ』シリーズなどの方が向いているんじゃないかと思う。

   使い方

攻略

ゲーム中で出てくる選択肢は1回だけ。その選択肢でどちらを選ぶかによって、エンディングは分岐する。ゲーム性はほぼないといってもいいレベルだけど、ゲーム全体のボリュームを判断する目安としてチャートを掲載しておくので、参考にしてほしい。

（by Suno）