ネトラレヅマ第一夜　高橋かなえ

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送られてきたビデオに映るものは？

©じぃすぽっと

結婚生活も1年が過ぎ、妻である高橋かなえとの生活もマンネリ気味。そんな関係を変えようと、主人公はかなえを誘ってスワッピングに参加。だが、それ以来、かなえの態度に微妙な変化が現れ始める。そして、かなえが友人と旅行に出発した日、主人公の元に差出人不明のビデオテープが届けられた……。

ここ数年、低価格ソフトの販売数が急激に伸びていることは知っていたし、実感としてもリリースされる本数が増えたなぁというのはあった。低価格ソフトはダウンロード販売されることが多くて、気軽に購入できることもあって自分で購入することも結構あったわけだけど、いくら低価格といっても1本2000円から3000円程度はしてしまうので、気がつけば結構な出費に……ということになりがち。そんな中で1本800円（8000円のタイプミスではない）という超低価格でリリースされたのがこの『今日のおかず』シリーズ。この値段なら本当に気軽に購入できるし、複数購入してもたいして財布は傷まない。問題はその内容。果たして、安物買いの銭失いとなるのか、それともコストパフォーマンス抜群となるのか？

ゲームの内容は、妻のかなえのスワッピング風景や浮気現場を撮影したビデオを主人公が見ているというもの。主人公はただビデオを見ているだけなので、Ｈには参加せず、ひたすら嫉妬し続けるだけ。なので、寝取られが嫌いな人にはまったく向かない内容。寝取られが嫌いな人は絶対に手を出してはいけない。逆に寝取られOKな人ならばかなり楽しめそうな感じだ。最初のビデオではオドオドしていてキスすら嫌がっていたヒロインがしだいに感じ始め、2本目のビデオでは身も心も相手の男の虜になっている様子がしっかり描かれているので、精神的にも結構くるものがあるね。寝取られスキーのツボをしっかりと押さえているという感じじゃないかな。

©じぃすぽっと

そして、ゲームスタートからエンディングまでＨシーンのみで構成されているので、Ｈシーンのボリュームも十分。余計な能書き抜きでゲームが始まり、舞台設定などはＨシーンの合間に主人公のモノローグという形で語られるので、物語が間延びすることもない。純粋にヌキゲーとして見ても合格点かと。Ｈシーンの内容は至ってノーマル。もう少しアブノーマルなプレイがあっても良かったかな？　CG枚数は差分抜きで12枚となっていて、価格相応という感じ。全てＨシーンで、複雑な分岐のあるゲームでもないので、ゆっくりプレイしても1時間程度あればコンプリートできてしまう。

物足りなかったのがオマケモードがないこと。普通のゲームであれば、ゲームをクリアするとオマケモードでCGモードや回想モードが利用できるようになるけど、このゲームにはそのどちらもナシ。せめてCGモードくらいはつけて欲しかった。まあ、短時間でクリアできるゲームなので、CGを見たくなったら、もう1度ゲームをプレイし直してもたいした負担にはならないんだけど……。このCG、回想モードがないという不満点をマイナスして、オススメ度は☆3つ。この価格でこの内容ならば次回作も購入してもいいかな。タイトルに『第一夜』とあるけど、『第二夜』は今作の続編となるのか、それともまったく別のヒロインになるのかも気になる。個人的にはエンディングの後にどうなったのかも気になるので、続編を見てみたい気もするね。

   使い方

攻略

選択肢は2択のものが2回出てくるだけで、どちらを選んでもエンディングは同じなので難易度は低い。選択肢が出てきた所でセーブできるので、両方の選択肢を見ておけばコンプリートだ。

（by Suno）