中出しスパイの挿入捜査〜子宮の平和は俺が守る！〜

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中出しスパイがミッションに挑む！

子作りや子宮状況を調査し、場合によっては実力を持って管理する世界子宮情報局所属のエージェント・井伊山伴斗。組織の中では伝説的な存在である彼は、任務中であればＨをしても罪に問われることのない、Ｈのライセンスの持ち主だった。そんな伴斗は、今日も新たな任務を与えられ、世界の子宮を守るためにミッションに挑むのだった。

©softhouse-seal

『007』シリーズと『スパイ大作戦』のパロディであり、ハードボイルドへのオマージュ作品といえる作品かな。主人公の伴斗は「ウォッカマティーニを、ステアせずにシェイクで」なんて言っちゃう、かなり濃いキャラなので、好みは分かれそうだ。あまりに自己主張の激しすぎる主人公は嫌だという人は、受け付けないかもしれない。逆に、こうした主人公の性格をパロディやオマージュとして受け入れられる人なら、本作を楽しめるんじゃないかと思う。主人公がそんな性格なので、ストーリーも推して知るべし。主人公やヒロインが窮地に陥ることもあるけど、そんなときでもシリアスな雰囲気はほとんど無い。全編通してコミカルな雰囲気の作品となっている。

Ｈシーンもそれは同様で、主人公が訳の分からないことをほざいているうちに、なし崩し的にＨに突入というパターンがほとんど。お互いの想いを確かめ合ったあとの、本来ならしっとりした雰囲気になるべきシーンでもそのコミカルさは変わらない。内容的にはいきなり挿入というパターンが多めで、じっくり愛撫して感じさせて……というイベントはほとんど無い。その分、挿入してからは尺が長めなので、本番最優先という人は満足できそうかな。ちょっと変わっている点は、フェライベントがないこと。パイズリフェラはあるけど、その場合はあくまでパイズリがメインで、フェラはオマケ扱いなんだよね。なので、フェラシーンが好きという人は、物足りなく感じてしまうかも。そして、少々残念だったのが、『中出しスパイの挿入捜査』というタイトルの割には、中出しに対する拘りが感じられなかったこと。確かに本番のフィニッシュは中出しなんだけど、普通に中出ししただけで終わってしまうイベントが多い。どうせ中出しするなら、孕ませとか、もう少しバリエーションをつけて欲しかったかな。

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この作品で攻略可能なキャラは敵対組織のエージェントの七尾奈菜、主人公の妹の井伊山妹実、調査対象の草壁紗希、紗希の妹の草壁るり、主人公の相棒のレスティの5人。そのうちメインヒロインは奈菜、妹実、紗希の3人で、残りの2人はサブヒロインという位置づけだ。主人公が最初にＨすることになる人妻・小水瀬秋は単なるサブキャラとなっている。サブヒロインには単独でのエンディングが無いなど、キャラによって扱いに差はあるけど、全キャラに複数回のＨイベントが用意されているので、どのキャラを目当てにしてプレイしても、極端に期待はずれになることはないだろう。なお、CGは差分抜きで20枚、イベント数は20となっている。

ゲーム全体のボリュームは価格相応にあるし、CGなどのクオリティも十分に高い。少し回りくどいハードボイルドのパロディ的な主人公の性格さえ受け入れることができれば、ヌキゲーとして楽しめる作品かと。ただ、突出した部分もないので、オススメ度は☆3つ。ヒロインのキャラクターデザインが気に入ったなら、プレイしても損はないんじゃないかな。

   使い方

攻略

ダミーの選択肢などはなく、全ての選択肢でルートが分岐する。最初に北風と太陽のどちらを選ぶかによって、奈菜ルートと草壁姉妹ルートに分岐するので、この点は注意する必要アリだ。

（by Suno）