.fuckVol.3〜レン編〜
BLACKRAINBOW | Windows98/Me/2000/XP | 800x600 |
2200円+税 | 1Play1時間 | 属性:コスプレ、凌辱 |
難易度:2 | ネット認証IDが初回時に必要 | オススメ:☆☆☆ |
電脳受付嬢と3種類のコスチュームでH
1作目の「かなえ編」、2作目の「咲夜編」に続いて、シリーズ3作目となる本作。基本的なシステム、ゲームボリュームなどは前2作とまったく同じなので、詳細はイ・ヤン提督、天城螢のレビューを参考に。ただし、前2作はコスプレ衣装が3種類、私服が1種類と合計で4種類のHがあったのに対して、今作はレオタード、セーラー服、メイド服の3種類のみ。いろいろなコスチュームでのHがこの作品の魅力の1つなだけに、コスチュームの種類が減ってしまったのはちょっと残念。もっとも、私服がメイド服なので、私服HがイコールコスプレHとも言えるんだけどね。
©BLACKRAINBOW
今作のヒロインとなるレンは、幼稚園から大学、予備校まで経営する有名私立校の電脳受付嬢。教育機関の受付嬢ということもあってか、これまでのヒロインに比べて私服での露出度は低め。性格も清楚でやさしいお姉さんといった感じだ。シリーズ中で最も大人っぽいヒロインでもある。ロリっぽい雰囲気のかなえや、ツンデレ風の咲夜とは違った感じのHシーンが楽しめる。激しく抵抗するというのではなくて、Hを恥ずかしがって抵抗していたのが、しだいに淫乱になり従順に…という変化を楽しめるわけだ。清楚なヒロインを凌辱するのが好き、というプレイヤーにはうってつけ。個人的にはメイド服で、ご主人様の命令には絶対というプログラムを送り込まれたレンが、オナニーをさせられるというシチュエーションがお気に入り。メイドルートでは最初にたおやかで、清楚な雰囲気のCGが出てくるんだけど、この清楚な雰囲気がオナニーの快楽に負け、淫らなおねだりをするようになるギャップが堪りませんな。
あと、「レン編」だけに限らないんだけど、主人公が電脳空間を訪れたときの通常会話部分も結構好きなところだね。最初は普通の衣装でオドオドとしていたのが、徐々にプログラムを書き換えられて従順になり、最後は全裸でアソコを濡らしながら出迎えるようになる…という変化が楽しめるからね。それに、ヒロインが電脳空間に作られたプログラムというのもポイント。普通の人間同士のHではあり得ないシチュエーションを楽しめる。この「レン編」でいえば、フェラをさせるときに舌とクリトリスの感覚を繋げて、フェラだけでイカせてみたりなんていうシチュエーションを見ることができるのは、ヒロインが電脳空間の人工知能という設定があればこそだろう。ただ、そのシーンがCGに反映されていないのは残念かも。
個々のHシーンを見れば、かなり楽しめた本作だけど、全体を見るとやっぱりボリューム不足という感は否めない。イ・ヤン提督や天城螢も触れていたことだけどね。低価格ソフトといえど、CG枚数が40枚に達するものやSLG要素を取り入れたものが出てきたりしている現在、単にHシーンがエロイというだけでは、アピールに欠けるといわざるを得ない。これが見るべきところがまったくないというのであれば、クソゲー、地雷の一言で切って捨てるところなんだけど、CGやHシーンのテキストなどのクオリティが高いだけに、ちょっともったいなかったなぁ…というのがプレイを終わっての正直な感想。CG枚数を無理に増やさなくても、舞台が電脳空間ということを活かして特殊なシチュエーションのCGを用意するとか、ちょっとしたカットインCGを挿入するだけでも印象は変わってくると思うんだよね。さすがというべきか、基本的な部分はしっかりと作られているので、次回作ではプレイヤーのハートを鷲掴みにするようなアピールポイントを作ってくれることに期待したい。厳しめのレビューになってしまったけど、価格分は楽しめるソフトだと思うので、ヒロインが気に入ったなら買って損なしという感じでしょう。
(by Suno)