.fuckVol.1〜かなえ編〜

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コスプレさせた電脳受付嬢にＨし放題

1作目『かなえ編』のレビューをする前に、まずは購入時の注意点を少々。このゲームはダウンロードで購入した際、ユーザー個々に対しIDが発行される。ゲーム初回起動時に限り、ID入力が必要になってくるのだ。IDを一度入力しちゃえば、二回目以降のプレイ時にはそのままプレイできるので、起動ディスクを入れる手間暇に比べると随分楽ちんだ。ちなみに、IDの認証は3回という利用回数制限がある。OSを頻繁に再インストールすると、ID認証の利用限度を超えてしまうので注意が必要だ。まぁ、OSを頻繁に再インストールすることはあまりないと思うので、実際には不便さをそれほど感じることはないかな？　グラフィックカードの交換、HDDの増設ぐらいでは再認証を要求されないしね。ただ、不幸にも3連続でOS再インストールに追い込まれ、IDの認証3回分を消費してしまう可能性も0ではない。そのケースに陥ったときどうなるのかメーカーに質問してみたら、ユーザーサポートで事情を説明し諸手続を完了すれば、新しいID発行を対応してくれるとのこと。アフターサービスは万全だ。

©BLACKRAINBOW

さて、それでは本題のレビュー開始〜。このゲームの目的は、電脳世界の受付嬢をハッキングしＨしちゃうこと。詳しくは特設の紹介記事のあらすじを参考にして欲しい。今回は1作目『かなえ編』なので、ロリ風味のキュートな受付嬢がターゲットだ。ゲームを開始すると、まずどの衣装でＨするかを決定する。衣装は、海賊・サンタ・スク水の3種類用意されているが、エンディングに特別衣装があるので、4種類のコスプレを楽しめるわけだね。女海賊のコスプレはあまり見かけないので、定番コスプレとは違った新鮮さがあってGOOD！　また、受付嬢をハッキングし、意のままに操る設定がどことなく催眠術にかけて陵辱するノリに近いのもナイス。拙者は催眠プレイが好きなので、目の光りを失い服従する瞬間がツボ！　コスプレ好きの人にオススメのゲームだが、催眠プレイ好きというフェチな人にも遊んでもらいたいな。

で、低価格ソフトといえば、気になるのがＨシーンのボリューム。各衣装ごとに分岐があり、例えば「女海賊A・B」という具合に2種類のＨを楽しめるのがミソ。3種類の衣装に2パターンの展開があるので、6本のショートシナリオを遊ぶ感覚に近いかも。シナリオ展開の幅が多彩なのは歓迎だが、1ルートに用意されてるCGが少なめなのが残念なところ。平均1ルートで遭遇するCGは3枚。CGモードは18エリア埋めればコンプリートなので、若干物足りなさを感じるかもしれない。低価格ソフトは色々遊んできたけど、イベントが少なめのメーカーで約15、多いところで30という感じ。18だとやや少ない部類に属するかな？　1ルート5枚、6ルートで合計30枚あれば納得・満足の出来栄えだったと個人的には思う。脇役の男キャラにも声優を採用したり、物語の雰囲気作りに力を入れているのは評価したいが、まずはCG枚数を増やす方に集中した方がいいよう気がする。例えば、Ｈイベント中に「オッパイを責める」みたいな選択肢を増やし、乳揉みCGを入れてくれると嬉しいな。選択肢が少ないとＨに集中できるメリットもあるけど、「俺がヒロインを陵辱してるんだ」って実感を感じにくいデメリットもあるしね。まぁ、予算や制作日数の都合でCG枚数の増量は難しい部分だとは思うけど、モア・エロパワーを期待したいッスね。　

とはいえ、このゲームは2本・4本と買うごとにオマケが付くので、1本単体のボリューム感だけで評価できない部分もある。オマケ込みで揃えれば、トータルでの満足度はかなり高いモノになる可能性もアリ！　あと、フルプライスのゲームって、CGモードのエリアは80前後が一般的。『.fuck』シリーズが同一ボリュームなら、4本全部揃えるとCGエリア総数は72。フルプライス相当に匹敵する。単体で遊ぶと少し物足りなさを感じるけど、一気に遊ぶとボリューム感不足はあまり感じないかも？　というわけで、全部揃えてみないと未知数な部分もあるので、今回は平均的な☆3個評価。今後のシリーズも随時チェックしていきたい。

（by イ・ヤン提督）