真！凌辱バトル・ロワイヤル

自分を変えるために闇の大会に参加

引きこもらずに外に出ろと両親に家から追い出された舟木健吾は、ぶらついていた町中で友人の尾田久夫に出会う。半年ぶりに見かける久夫は見違えるような身体になっていたが、それは命を賭けた非合法な格闘大会に出場させられていたからなのだった。優勝して大金を手に入れた上に倒した女性格闘家を犯しまくっていることを聞いた主人公は、自分もやってやると格闘大会に参加することを決意する。はたして生き残ることはできるのだろうか？

命懸けで闇の格闘大会に出場する主人公が、対戦相手のヒロインたちを文字通り拳で叩きのめし、凌辱していくさまを描いた低価格の同人作品。ヒロインが冗談抜きにボロボロになるまで痛めつけられ、圧倒的な力のまえになすすべなく蹂躙されるシーンが描かれる凌辱ゲームであり、痛々しいCGが多く描かれているのが特徴だ。したがってプレイヤーを選ぶことは間違いない。

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本作は『凌辱バトル・ロワイヤル』の続編であり、育成と戦闘に新たな要素が追加されている。特訓の指定となる攻撃、防御、速度、体力、休憩のコマンドにLVが用意された。同じコマンドを使用し続けることでLVが上がってより大きな効果を得られるようになったわけだ。戦闘シーンで使える必殺技をマスターするための育成を考慮する必要があるだろう。中盤以降は必殺技を使わないと戦闘がキツくなる。こちらが必殺技を持っていない段階で対戦相手がカウンターを連発してきたりするのにはイラつくかもしれない。正直いってバランスはよいとはいない気がする。なにせ、すべてのパラメータがこちらが上でも、負けまくるんだもん。どうなっているのかよくわかんない。なんのためのパラメータなんだろうと思った。

ストーリー的なものがほとんどないのは前作同様だが、エロの面では闇商人から購入したアイテムを使って、手に入れた奴隷たちを毎晩嬲ることが可能となった。そうはいっても闇商人はぼったくりで、1度使ったアイテムは回収されるのか消えてしまうのが厳しい。エンディング直前までにアイテムを一通り揃えておき、セーブしておいて回収するのが得策となってしまう作り。なので、プレイ中にその場でアイテムを使うと効率が悪くなってしまうのが微妙かなと感じる。結局この作りだと、ゲームラストで作業ゲーしたほうが早いんだもん。

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あと、対戦相手を選ぶシーンまでライバルのステータスが不明だから、どのように育成したらよいのかわからんのですよ。そんなわけで、初回プレイは育成方針で悩んで試行錯誤となるから、ものすごく時間を吸われるんですよね。最初から勝ちに行くつもりならば最低でも12時間コースぐらいと思っておいたほうがよいかも。そういった部分を考えるのが好きなひとには嬉しい作りといえるかもしれないけど、困ったことに育成シーンではセーブができないから結構大変。自力でコンプリートしようとすると、えらく時間がかかると思いますねぇ。

ボリュームのほうは基本CG19枚で回想シーン19種類。1回のプレイで回想シーンは100％になるがCGモードは差分漏れで100％にはならない。回想シーンを選択すると本編中で使ったアイテムのシーンしか見られないので、本編中でのシーン回収が必須だ。優勝までにアイテムを揃えておけば、優勝後に用意されているエンディング猶予（お楽しみ）期間でセーブデータから各ヒロインのシーンを回収して登録できるけど、それを面倒に思う人もいそうですね。

まあ、プレイヤーを選びそうだけど、気高いヒロインをねじ伏せて凌辱するというシチュエーションが好みならばどうぞといったところかな。コンプリートに時間がかかる点はあらかじめ覚悟しておくべし。結構時間がかかるから、個人的にはEasyModeがほしかったかなぁ～。

攻略

   使い方

大会を勝ち進んでいくだけでよいので、育成と戦闘の仕方が重要。戦闘で先手を取れるかが大きいため、速度は対戦相手より高くしておきたい。また、1日が終わった時の体力回復量は体力上限の40％だから、早めに体力の最大値を上げるとよいだろう。休憩は初期LVだと25回復するが、1LV上がるごとに回復量が5増えて楽になることも覚えておきたい。戦闘コマンドはスキルで敵の防御を削り、攻撃力を削るのが大事。防御を使った次のターンはクリティカル率がUPするから、敵が防御をしてきたら次ターンで防御をして受けるダメージを減らすようにすることが必須となる。カウンターを習得したら、特訓で防御を上げつつ戦闘序盤をカウンターで耐えれば勝率が上がる感じだった。それと、できるだけ戦闘ではダメージを喰らわないようにしたい。1日の終わりで回復する40％以内にダメージを押さえ込むのが得策だ。セーブをうまく利用して戦おう。

ランダムで闇商人が情報を売ってくることがある。その場合、セーブして対応すること。誰が弱っているという情報は気にしなくても問題なかった。買っておくに越したことはないが、能力が上ならば一応勝てるからだ。情報を絶対に買わねばならないのは、主人公の食事に毒を入れようとしているヤツがいるという情報だ。これは見逃すとそこでゲームオーバーだから必ず阻止する必要がある。それから、ランダムでたまに発生する闇商人から買えるアイテムも攻略する上で悩ましい要素。奴隷を責めるためのアイテムは、1度使うと消滅することとゲームが進むにつれて値段がつり上がっていくことに注意が必要となる。消耗品であるため、一通り買い込んでおいて終盤にセーブ＆ロードでCGを回収するのがよいだろう。ちなみに、1回に1個しか購入することができない。所持金に余裕ができるまでは購入しなくても大丈夫だ。攻略チャートとは変わってしまうが、最後のセーブポイントからアイテムを調達しながらCG差分を回収することは可能だ。早い段階から無理に買う必要はない。チャートには目安で購入する時期を記載しているけど、終盤に回収作業回数を増やせばそんなに急がなくても大丈夫。あまり気にしなくていいと思う。

戦闘で受けるダメージにランダム要素があるので、掲載しているチャートのままというわけにはいかないはず。休憩を入れるタイミングを前倒しするなどの対策を試してみてほしい。時間数さえ同じならば問題はないので。同じ時間数に合わせようとしてもうまくいかない場合は、戦闘でダメージを受けすぎているということ。そのまま育成しても終盤に厳しくなるだけなので、戦闘からやり直すことを推奨したいかな。

（by 伊織舞也）